制作会社に勤めて5年目。残業が非常に多いので転職を考えていますが自分の強みが何かわかりません…このあたりのアドバイスを含めてのご相談は可能でしょうか？

ご相談ありがとうございます。
５年間がむしゃらにやってきたけれど、本当に専門性が身についているのか不安になっておられるのですね。
本当に忙しい中でがむしゃらに仕事に打ち込んできたからこそ、振り返る機会が無かったのだと思います。

実際に転職するかどうか、は一旦置いておいて、振り返る良い機会が来たということだと思います。
この機会を活かして、しっかり振り返ってみることをお勧めします。

ざっくり見渡すだけでは大したことない、何も特別な事やってない、、まずい・・・となりですが、実際は5年もやってこられた中に自分らしさを発揮されているシーンが数多く眠っているはずです。解像度を高めることで見えてきます。

私がお勧めしているのは以下のフレームに従って書き出す（棚卸しする）ことです。

・時期
・業務概要
・その時直面した課題・チャレンジ
★その課題・チャレンジへのアプローチ＆工夫点
・結果
★そこからの学び
・その時に動いた感情（これは出しにくいかもしれないので出せればでOK）
・感情の裏側にある願い（これは出しにくいかもしれないので出せればでOK）

特に以下2つにその人らしさが現れることが多いです。
★その課題・チャレンジへのアプローチ＆工夫点
★そこからの学び

また、何を感じていたのか？という「感情」は無視されてきた可能性が高いので、そこを改めて感じることで、発見があると思います。その感情は自分が何を望んでいるのか？を教えてくれます。

これらを表面的に書くだけではなく、その時のことを深く思い出しながら自分と向き合いながら書き出してみてください。

こちらも、自分だけだと深まり切らないということもあるかと思います。
ご相談いただければ面談しながら深掘りするお手伝いができると思います。

このWORKは面倒かもしれませんが、ここをしっかりと自分が理解せずに、転職することは難しいです。しっかりと向き合った方の職務経歴書は全く違ったものになります。厚みが出ます。その人らしさが溢れるものとなります。
また、ここで書き出したエピソードの数々は面接の際にも引き出しに入れておいて使う協力な武器となります。

真剣に取り組んだ方は自分のことが深く理解できて、どんな企業やポジションを求めているのか、どんな環境だと力を発揮する傾向があるのか、明確になります。
今後も、ぜひ仕事しながら時々振り返り、追記していくことをお勧めしています。

一度ご自身でチャレンジしてみた上で、ご相談いただければ効果的な面談ができると思います。