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デジタル転職Q&A

2026.11.04

代理店で広告運用を3年。事業会社では「データで提案できる人」が求められると聞きましたが、自分の経験で足りますか?

27歳、デジタル広告代理店で広告運用を3年担当しています。
事業会社のインハウスのマーケティング部門に移りたいと考えていますが、求人を見ると「データをもとにした改善提案」といった要件が並んでいます。
日々の運用では配信設定や数値の確認が中心で、提案と呼べる仕事をしてきたのか自信が持てません。どう準備すればよいか知りたいです。

ご相談いただきありがとうございます。
結論から申し上げますと、運用を3年続けてきた方であれば、必要な経験はすでに持っている可能性が高いです。足りないのは経験そのものではなく、語り方であることがほとんどです。
事業会社が「データで提案できる人」という言葉で見ているのは、媒体の操作に詳しいかどうかではありません。数字から課題を見つけ、次にやることを決め、関係者に説明して動かせるかどうかです。運用の現場で数値を見ながら配分や訴求を変えてきたのなら、その判断こそが提案内容にあたります。

事業会社の広告運用は何が違うか
最も違うのは、見る数字の範囲です。代理店ではクリック率や獲得単価といった広告側の指標が中心になりますが、事業会社では会員登録後の継続率や解約率、売上まで含めて判断します。広告を止めるという選択も、事業全体で見れば正解になり得ます。
もう1つの違いは、進め方です。クライアントの承認を待つ代わりに、社内のプロダクト担当や営業と合意を取りながら進めることになります。施策の実行までを自分で引き受ける場面が増えるぶん、関係者を巻き込む力が欠かせません。
担当する領域の広さも違います。広告に限らず、アプリやサイトの改善、販促、CRMまで視野に入るため、運用だけを深めたい方には物足りなく映ることもあるでしょう。
・[レシチャレ]デジタルマーケティング

「データで提案できる」とは何を指すか
面接で確かめられるのは、主に次の3つです。
1つ目は、課題をどう見つけたかです。数字のどこに違和感を持ち、何を疑って分解したのか。媒体別や訴求別に切り分けて原因を探した経験があれば、それが十分な回答になります。
2つ目は、提案の根拠です。なぜその施策を選んだのか、他の選択肢と比べてどう判断したのかを説明できるかどうか。課題とともに筋道立てて表現したことで、クライアントを説得できた経験があればなお強いでしょう。
3つ目は、結果の扱い方です。実際に施策を進めてみて何が起き、次に何を変えたのか。改善が出せなかったという結末でもかまいません。


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運用で培った数字の読み方を活かして、事業会社でサービスの成長に関わりたいとお考えの方にとって、いまは選択肢が広がっている時期です。
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※ご紹介している求人は2026年10月時点の募集求人です。時間経過と共にクローズになってしまうこともございますので、ご了承ください。最新情報につきましてはお問合せください。

回答者
針谷将幸(キャリアコンサルタント(国家資格))