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デジタル転職Q&A

2026.10.28

広告運用を3年、LPOやABテストも担当してきました。事業会社でCVR改善を担う仕事に、運用出身でも挑戦できるでしょうか?

27歳、インターネット広告代理店で運用型広告を3年担当しています。
入札や配信の調整だけでなく、クライアントのランディングページの改善提案やABテストの設計も任されるようになり、数字が動く面白さを感じてきました。
今後は事業会社の中で、自社サービスのCVRを継続的に改善する仕事に就きたいと考えています。ただ、事業会社の「マーケティング企画」の求人を見ると戦略立案の経験が必須と書かれていることが多く、自分の経験で応募してよいのか迷っています。

ご相談いただきありがとうございます。
結論から申し上げますと、広告運用を土台にLPOやABテストに取り組んできたご経験は、事業会社のCVR改善の仕事で十分に評価されます。
事業会社がCVRの改善を任せたい人材として思い描いているのは、戦略を描く人というより、数字から課題を見つけ、仮説を立てて検証し、改善を積み重ねられる人です。運用の現場で広告とランディングページの両方を見てきた方は、この条件に近い位置にいます。

事業会社のCVR改善とはどんな仕事か
事業会社でのCVR改善は、ランディングページやサービスサイト、申し込みフォームを継続的に改善し、訪れたユーザーが申し込みや購入に至る割合を高めていく仕事です。LPOやEFO、より広くはCRO(コンバージョン率最適化)と呼ばれます。
代理店との大きな違いは、同じサービスに腰を据えて改善を続けられる点です。クライアントの承認を待たずにテストを回し、結果を次の施策にすぐ反映できます。改善の成果が売上や会員数といった事業の数字にどうつながったのかを、最後まで追いかけられるのも魅力です。
その分、デザイナーやエンジニア、事業責任者など社内のさまざまな職種と連携しながら進める場面が増えます。自分で改善案を出すだけでなく、関係者を巻き込んで実装まで持っていく力も求められます。

運用経験が評価されるポイント
運用出身の方が評価されやすいのは、広告の配信データとサイト上の行動データを行き来しながら課題を探せる点です。どの流入経路から来たユーザーが、ページのどこで離脱しているのか。広告の訴求とランディングページの内容がずれていないか。この視点は、サイト改善だけを担当してきた人にはない強みになります。
加えて、ABテストの設計や評価の経験は大きな材料です。テストの結果だけでなく、何を検証するためにどんな指標を置き、どの程度の期間と規模で判断したのかまで説明できると、改善を仕組みとして進められる人だと伝わります。
経験年数については、直近の2〜3年でLPOやABテストに継続して取り組んできたのであれば、年数の短さを過度に心配する必要はありません。

求人の見分け方と職務経歴書の書き方
CVR改善の仕事は、求人名だけでは見つけにくいのが実情です。「マーケティング企画」「Webマーケター」「グロースハッカー」など名前はさまざまで、戦略立案と書かれていても、実際の業務はランディングページの改善が中心というケースも少なくありません。求人名で判断せず、業務内容に「LP」「CVR」「ABテスト」「改善」といった言葉が並んでいるかを確認してください。
・CARTA ZERO グロースハッカー

職務経歴書では、担当した媒体や予算の規模を並べるだけでなく、改善の事例を1つか2つ、課題、仮説、テストの設計、結果の順に具体的に書きましょう。CVRが何ポイント改善したのか、何本のテストを回したのかといった数字を添えると、事業会社の担当者にも成果が伝わりやすくなります。


■ウィンスリーにご相談ください
運用で培った数字の読み方と検証の経験を活かして、事業会社でサービスの成長に直接関わりたいとお考えの方にとって、CVR改善の仕事は有力な選択肢の1つです。
ウィンスリーでは、事業会社のマーケティング部門の採用担当者と日々情報交換を続けており、求人票の名前だけでは分からない実際の業務内容や、選考で見られるポイントを把握しています。あなたのご経験を最大限に活かせるポジションのご提案から、選考対策、年収交渉まで、一貫してサポートさせていただきます。
ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

※ご紹介している求人は2026年9月時点の募集求人です。時間経過と共にクローズになってしまうこともございますので、ご了承ください。最新情報につきましてはお問合せください。

回答者
針谷将幸(キャリアコンサルタント(国家資格))