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デジタル転職Q&A

2023.10.21

SEOコンサルタントに従事。1つの案件に向き合い伴走していけるような進め方をしたいのですが、どんな選択肢があるでしょうか?

マーケティング支援会社でSEOコンサルタントをしています。
平均で10社程クライアントを抱えており、強弱はあるもののなかなか1つの案件にじっくりと伴走をすることができません。

沢山のプロダクトでなく、1つの案件に向き合っていきたいと考えるようになり転職活動中です。
事業会社のインハウスマーケターなどを検討しているのですが、どんな選択肢があるでしょうか?

ご相談有難うございます。
現在はたくさんのお客様支援に携わられていらっしゃるのですね。
5年のキャリアと10社前後の案件を担当されていらっしゃるということですので、
SEO領域に関してはスペシャリストに近いご経験を積まれていらっしゃることと思います。

一つの案件にじっくりと携わりたいということが、今回転職を考える動機のひとつかと思いますが、現在のクライアント支援という役割についてはどのように受け止めていらっしゃるでしょうか。

今回のように、支援側の立場ではなく自社事業のマーケティングに関わっていきたいというご相談をいただくケースが少なくありません。

一つのプロダクトに携わるということは、専念できる一方、そこに集中して成果を出し続けていくことが求められますので、担当するプロダクトへの強い関心を持ち続けられるかということも重要です。
どのような会社のどのようなプロダクトに関与していきたいのか…ということは、あらかじめ自己分析しておけると良いですね。

ご相談者様が、クライアント支援に楽しさややりがいを持てているようであれば、
例えばより大型の案件を扱っている企業で、担当を絞って携わるようなことも選択肢のひとつとしてご検討頂いてもよいかもしれません。

事業会社におけるポジションでいくと、SEOに特化したポジションや、もう少し広いご経験(コミュニケーションの戦略設計やプロモーションプランの策定、実行の経験)を求めるポジションがございます。

もし、SEOコンサルタントとしての経験・スキル以外にも、求められる要件にマッチするご経験を持ち合わせていらっしゃる場合は、是非その内容(やったことだけではなく、定量的な成果やそこに至るまでのプロセスまで表現できるとベターです)も職務経歴書に反映してください。

加えて、これから3年、5年、10年というスパンでキャリアを考える時に、
どのような状態になっていたいのかということもイメージいただき、そこに至るまでに必要な経験やスキルを身につけることができる環境かということも考えながら、ぜひ企業研究を進めてください。

自己分析は、一人だとなかなか難しい場合もあるかと思いますが、そんな時は、是非私たちのようなエージェントもご活用くださいね。

回答者
山崎明日花(キャリアコンサルタント(国家資格))