大手事業会社のCDOを目指す方法とは？

CDOはチーフデジタルオフィサーとチーフデータオフィサーの意味がありますが、データを軸にという事ですので、後者という理解で話を進めさせて頂きます。

そもそもCxOとは経営陣・役員クラスになりますので、データのスペシャリティもさることながら、経営について知見を持っている必要があります。またCDOは社内を変革する為に新設されることが多いため、変革プロジェクトについての豊富な経験も必要になってきます。

よって、①データに関するスペシャリティ×②経営に関するスペシャリティ×③変革プロジェクトの経験の3つが求められます。
また①についてはデータ分析というよりはデータ基盤構築、セキュリティ対策を含めた総合的なエンジニアリング経験が求められますので、大手Sierなどで経験を積まれると良いでしょう。

②③は大手コンサルティングファームでの戦略コンサルタントもしくはITコンサルタントを経験すると同時に身に付けることが出来るのでオススメです。

①⇒②の転職は簡単ではないため、MBAを取得されることも検討されると良いかも知れません。
今後変わるかも知れませんが、レガシー企業のCDOの経歴について調べてみて、同じようなキャリアを辿ることが近道と言えると思います。