2つのメーカーから内定が出て、条件がほぼ同じ状況。どういった軸を持って判断すべきかアドバイスをお願いします。

もともとその2社にエントリーする事を決めたポイントは何だったのでしょうか？
そして選考プロセスを通じてお気持ちはどの様に変容したのでしょうか？

そういった根本的な部分に立ち返って検討する事もありかと思いますが、双方とも好きな会社であり条件もほぼ同じとなると悩んでしまいますよね。

ポジションの役割やミッション、経験の再現性、新しいスキルのキャッチアップ、キャリアパス、WILLの実現性など。また、年収や待遇、働き方、福利厚生、評価制度、昇給昇格の可能性、企業文化や雰囲気など。はたまた企業ビジョン、業績、フェーズやステージ、規模感、知名度や業界内ランク、社会的評判や信頼度、企業および市場の将来性、ブランド、サービスやプロダクト、ターゲットなどなど、検討すべきポイントというのは沢山ありますので挙げようと思えば際限が無いのかもしれません。

何をもって決断するのかという判断基準につきましては各人の価値観次第とはなりますが、メーカーをはじめとしたプロダクトやサービスを提供している事業会社ですと、それらに長く寄り添っていきながら事業としてグロースさせていくという事になりますので、そのサービスやプロダクトについて、在り方や品質、実際の使用体験などを通じて共感できるかどうかというポイントがあっても良いのかもしれません。

転職は人生の転機の話となりますので、納得感の高い腑に落ちる決定をするためには、何となく世間で出来上がってしまっている印象、他人による比較や評価、固定化されたイメージ、ムードや雰囲気などに反応するのではなく、未来を想定しながらしっかりと分析してご自身の価値観に沿って判断いただければ良いのではないかと思います。

内定を出し揃えていただいた後でも、未来のキャリアのアドバンテージを得るための、価値観に沿ったキャリアコンサルテーションをさせていただいておりますのでご相談ください。