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デジタル転職Q&A

2021.09.29

大手SIerのコンサルタント職の適正について

理系大学を卒業後、大手製造メーカーの社内SEとして入社し5年目となり、現在はPLとして小規模なPJTを率いています。

直近3年ほどはAWSでのインフラ設計、構築から運用までを経験してきました。

職場や人間関係に不満はないのですが、この先、専門性を身につけキャリアアップと年収も上げていきたいという思いがあり、大手のSIerに転職して、将来はPMやコンサルタントを目指したいと考えています。
転職先として気になっているのは「NTTデータ」です。

しかし、社内SEの経験しかない私がSIerでフィットするのか心配です。

社会人になって数年経つと、他の業界や企業が気になると同時に、自身の今後のキャリアについて見直したくなる時期ですね。

NTTデータには、対応する業界も複数あり、国内外、プロジェクト規模の大小など数多くのポジションがあります。

製造メーカーのご出身でしたら、製造業界向けプロジェクトではキャッチアップが早いでしょうし、その中でも得意とする技術領域があればご活躍できる可能性があります。

SIerでは顧客要求の実現に向けて最適な提案ができるスキル、技術知識のほか、多方面のステークホルダーとのコミュニケーション力、プロジェクトの管理能力(スケジュール、コスト、品質)も身につけていく必要があります。

入社後は必要に応じて研修や学習プログラムがあるので、ナレッジをキャッチアップできる機会がありますし、キャリアとしても、PMやコンサルだけではなく、ITスペシャリストの可能性も幅広く考えることができます。

選考課程では、比較的若いうちは上記能力のポテンシャルとして専門性を見極めつつコミュニケーション力や論理的思考力を見られる傾向が高いです。

中堅クラスになると専門性の柱をもって最適解を追求しリードできる即戦力が選考のポイントとなってきます。

また、日本に本社のあるグローバル企業ですので、英語力がある場合は活躍できるフィールドがより拡がります。

ウィンスリーでは、応募を考えられている方には面談を通じて、転職の思いや応募動機のほか、その会社で何をしたいのか・できるのか、という点から一緒に整理して言語化していきたいと思っていますので、是非ご相談ください。

回答者
小林ふみえ(シニアコンサルタント)