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デジタル転職Q&A

2024.03.21

中堅広告代理店30代半ば女性です。女性登用と世の中言われていますが、旧態依然変わらない体質に辟易しており転職を検討しています。

中堅の広告代理店のプランナーとして15年目です。
社内でも遅れていたデジタル周りのソリューションの支援も行い、業績に幾分貢献してはきている自負がありますが、昔ながらの代理店体質であり女性のキャリアアップがし辛い環境となっています。
世の中女性登用と言われており、大手代理店も女性の活躍の場が広がってきていると聞きますが実態はどうなのでしょうか?

「日本における深刻な労働力不足」「国際的に見てもその差が大きい男女の賃金格差」「女性の再就職難」などを背景として、ご存知の通り政府および経団連からは東証プライム市場に上場している企業の女性役員について2030年までに30%以上の比率にすることを目指す方針が打ち出されています。

この流れを受けてメジャーなコンサル会社・広告代理店・デジタルマーケティング会社・SIerなどの大手支援会社をはじめとして、転職市場全体で以前よりも女性採用に対するニーズが高まってきていることを現実的に実感する機会が増えてきています。

電通やアクセンチュアや電通デジタルなども一例として挙げられますが、女性の採用には積極的になってきていますので、広告代理店でデジタル周りのプランニングや支援をされてきており業績アップにもインパクトしていらっしゃるというご経歴をお待ちということもございますので、その様な大手支援会社にステップインすることも考えられます。

自分も長い間広告代理店に在籍していたことがありますので昔ながらの広告代理店体質というものを身をもって知っておりますが、旧来型の広告代理店の持つそれらとは全く異なり、先進的なマーケティング支援を行っている意識の高い組織はジェンダーに関するセンスもイマドキです。

女性でも均等に機会を与えられ、成果を出しながら活躍すれば性別に関係なく昇給昇格していく価値観となっていますので、性別にとらわれることなく思いっきり活躍して、思った通りの経験・スキル・待遇に拡張させていく様な自分らしいキャリア戦略を描く事も可能かと思われます。

単にご経歴にマッチしたポジションの紹介だけではなく、ジェンダー、ライフステージ、ワークライフバランスなどなどご意向の全てを受け取った上で、世間の価値観とも照らし合わせながらより良いキャリア発展の可能性について、完全中立的な立ち位置で会話やディスカッションをさせていただいておりますので、いつでも遠慮なくご相談ください。

回答者
瀧島一郎(キャリアコンサルタント(国家資格))