デジタルマーケティングの更なる経験を積むためには事業会社よりも、様々な業種を支援している代理店の方が良いのでしょうか？

事業会社で8年間、デジタルマーケティングに従事されてきたとのこと、マネジメントも担っているということで、多くのご経験を積み上げてこられたことと思います。

今回、ご転職で叶えたいことが、
・より幅広いユーザーへのマーケティングに関わりたい（消費財）
・昇進や昇給の可能性を高めたい

ということの二つでしょうか。
また、いろいろな業種にも携わってみたいというご志向もお持ちのようですね。

転職の軸をどこに持つかによって、少し活動の方向が変わるように思います。

●新しい領域（サービス・プロダクト）のマーケティングに携わる
業種が変わると、ターゲットも変わり、それに応じてマーケティング活動の内容も変わってくると思いますが、これまでのご経験、スキルが志望する会社でも再現できるものであれば十分に可能性があると思います。
ただ、昇進や昇給という点についてはもしかしたらすぐにではなく、新たに成果を生み出してからとなる可能性があります。

●昇進、昇給を前提に考える
こうなると、やはりこれまでの業種と親和性の高い企業を検討いただく方が、これまでのご経験が評価されやすいのではないでしょうか。
業界における商慣習を熟知されているということは一つの大きな強みですので、ここを活かしてご転職を考えることもひとつだと思います。
給与が上がるということは、責任の度合いや役割も高度になりますので、マネジメントの部分が多く求められることになりそうですね。

まずは上記のうち、どちらを優先したいと思われるでしょうか。

なお、さまざまな業種に触れ合うというのは、また違う観点の動機となりますね。
こうなると、相談者様が考えるように代理店・マーケティング支援会社という選択肢が考えられますが、事業会社での業務と、支援会社（代理店）での業務は立場が異なり、仕事への向き合い方も大きく変わってきます。

「クライアント支援」ということにやりがいや熱意を持って取り組むことができるかということが大切な要素になってきますが、そのあたりのお考えはいかがでしょうか？

現在の会社では、働き方についてはとても満足されているとのことですので、その環境を変えてでもチャレンジしたいと思うことはどのようなことなのか、チャレンジしたいことは、これまでの経験・スキルを再現できて、かつ伸長できるのか…
など考えていかれると活動の方向性も見えてくるのではないでしょうか。

是非、さらに自己分析を進めていただくことをお勧めします。
志望する会社によって職務経歴書で強調するポイントも変わってくると思いますが、その辺りの工夫については、我々エージェントがご支援しておりますし、自己分析のお力にもなりますのでお気軽にご相談ください。