2026.08.06
自社のマーケティングでGoogleやMeta広告の経験をしてきました。このような経験でも電通デジタルのようなトップ企業へのチャレンジは可能でしょうか?
現在、メーカーのマーケティング部で、自社商材のマーケティングを担当しています。就活時から大手広告代理店への憧れがあり、転職で叶えたいと思っています。これまでGoogleやMetaのWEB広告を中心に経験してきたのですが、このような経験でも電通デジタルへのチャレンジは可能なのでしょうか?
- 業界:メーカー
- 職種:Web広告運用・SEO
- 役職:現場・リーダー
ご相談いただきありがとうございます。
結論からお伝えすると、十分に可能です。事業会社でインハウスの立場からマーケティングに向き合ってきた経験は、電通デジタルのような総合デジタルファームにおいても評価されます。特にGoogle広告やMeta広告を実務で回し、成果に責任を持ってきた方であれば、すでに事業に近い場所でマーケティングを動かしてきた実績があるからです。
事業会社出身者が歓迎される背景
まず押さえておきたいのは、電通デジタルは中途入社者の比率が高い組織だという点です。出身企業も広告代理店に限らず、ITコンサル、SIer、ベンチャー、事業会社など、多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍しています。つまり、広告代理店出身者だけの閉じた世界ではなく、異なる経験を持つ人が持ち味を生かしやすい環境があるわけです。
その中でもプラットフォーム部門は、Google、Meta、X、TikTokといった巨大プラットフォーマーと直接協業する機会が多い組織です。媒体社との関係構築、共同企画、商品開発、提案支援など、いわゆる広告運用だけでは終わらない役割を担います。だからこそ、実際にGoogle広告やMeta広告を触ってきた人は、現場感覚を持つ人材として評価されやすいのです。
・プラットフォームプロデューサー(デジタル広告領域)
事業会社マーケターだからこそ持てる強み
事業会社でマーケティングをしてきた方には、代理店出身者とは異なる強みがあります。広告代理店では複数のクライアントを同時並行で担当し、限られた期間の中で成果を出す力が磨かれます。一方、事業会社では一つのブランドや商材に深く関わり、顧客理解を積み重ねながら、中長期で売上や利益を伸ばす視点が身につきます。
この違いは、電通デジタルのプラットフォーム部門で大きな武器になります。なぜなら、プラットフォーム部門は媒体社と向き合うだけでなく、社内の営業やクライアント支援のメンバーとも密接に連携するからです。その際、事業会社で培ったクライアント視点があると、机上の理論ではなく、実際に事業側が何を求めているのかを具体的に言語化できます。商品理解、顧客データの扱い方、KPI設計、社内調整の進め方といった力は、代理店だけにいた人には意外と持ちにくい領域です。だからこそ、事業会社出身の方は希少性があります。
未経験領域があってもキャッチアップできる環境
とはいえ、事業会社から電通デジタルに移るとなると、代理店ならではの仕事の進め方や社内外の関係者の多さに不安を感じるかもしれません。この点については、必要以上に心配しなくて大丈夫です。電通デジタルにはトレーナー制度があり、中途入社者には現場の先輩がマンツーマンに近い形で伴走し、業務の立ち上がりを支えてくれます。
まして、すでにGoogle広告やMeta広告の実務経験がある方であれば、新しく覚えるべきなのは、代理店特有の進め方や、より大きな案件での関係者調整、媒体社との折衝ノウハウなどでしょう。そこに、事業会社で磨いた顧客理解、データ分析、KPI管理の力が重なれば、早期に戦力化できる可能性は十分あります。
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