2023.10.28
アクセンチュアソングのマーケティングコンサルタントについて
アクセンチュアが広告代理店的なマーケティング領域に進出しているようですが、特にマーケティング職としてコアになるのはアクセンチュアソングの「マーケティングコンサルタント」のポジションでしょうか?
どういった要件が求められるのか、またアクセンチュアのコンサルティング部隊とソングとの違い、また広告代理店との違いについてもご存じであればご教示いただきたいです。
- 業界:広告・PR
- 職種:デジタルマーケティング
- 役職:マネージャー
アクセンチュアソングのマーケティングコンサルタントについてですね。
おっしゃる通り、アクセンチュアは従来広告代理店が担ってきたようなマーケティング領域やクリエイティブ領域に積極的に打って出ており、その中心を担っているのが2022年に「インタラクティブ」から名称を変更した「アクセンチュアソング」です。
近年ではマーケティング会社のIMJ、クリエイティブエージェンシーのDroga5、デザインスタジオのFjordを吸収合併し、マーケティングやクリエイティブ関連のスキルを持つ人材を積極的に採用しています。
アクセンチュアとアイ・エム・ジェイの合併のお知らせ | Japan (accenture.jp)
Droga5 Tokyo開設によるクリエイティブ支援強化 | アクセンチュア (accenture.com)
アクセンチュア インタラクティブ、日本でのデザイン機能を強化 | Japan (accenture.jp)
マーケティングコンサルタントはアクセンチュアソングのブランドクリエイティブやマーケティング戦略を担う「Marketing」領域に属し、顧客体験を基軸としたデータ主導型のデータ活用戦略立案/実行プラン策定/次世代マーケティング モデル プラットフォーム戦略立案などを実行するポジションです。
要件としては広告代理店や事業会社における事業企画・マーケティング戦略経験や、コンサルティングファームにおける戦略コンサルティング・事業企画の経験、あるいは通信・ハイテク・メディア・エンターテイメント・自動車・消費財・小売・金融のいずれかの業界経験などが求められます。
また、クライアントのフロントに立ち、専門性高いメンバーをマネジメントをしていく立場を取りますので、コンサルティングの要素を持ちつつプロジェクトをマネジメントしていく力も必要です。
この「マーケティングコンサルタント」は、アクセンチュアソングの”Function”という位置づけとなり、同じレイヤーとして、ソングの「インダストリーコンサルタント」「S&Cコンサルタント」「カスタマーフロントコンサルタント」「ECコンサルタント」があります。
アクセンチュアの戦略コンサルタント領域(ストラテジー&コンサルティング)とソングの違いですが、ソングは成長戦略を描くコンサルタントとなります。効率を目指していく従来のコンサルティングとはやや一線を画してはいますが、非常に近しい部分もあります。実際にアクセンチュアのストラテジー&コンサルティングのメンバーからソングのS&Cコンサルタントに異動もしています。
ソングはより生活者起点で戦略を描く傾向が強く、生活者の感情に共感したアイディアの具現化に重きを置いています(アクセンチュアソングではこれを「Life Centric Bussiness」と呼んでいます)。とはいえ、クライアントに提供するケイパビリティの面で大きな違いはありません。
広告代理店との違いとしては、アクセンチュアソングでは「クライアントの売上を伸ばすために何をすべきか」という点を重視し、事業成長に強くコミットする点が挙げられます。また、マーケティングやクリエイティブに加え、データサイエンスの力も動員してクライアント企業と生活者のより良い関係を築くための戦略を実行するところもソングの特徴と言えます。
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※ウィンスリー独自の診断となり、本選考には影響ございません
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