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デジタル転職Q&A

2023.10.24

1年以上前に内定辞退した電通デジタルに再チャレンジしたいのですが可能でしょうか?

1年以上前にご縁があって電通デジタルより内定をいただきました。

ただ現職の強い引き止めにより内定辞退をしましたが、やはり再転職を検討しています。

 

電通デジタルへの印象が良かったので再度チャレンジしたいのですが、同じエージェントさんに相談するのが良いのでしょうか?

ただ先方からの心象も相当悪くなっているのではと懸念しておりまして、アドバイスをいただけますと幸いです。

電通デジタルさまへの再チャレンジということですね。かしこまりました。

今回のようなご質問は年に複数回あって、意外によくご相談される件ですね。
近頃のCMなどでは「登録しないと自分の市場価値がワカラナイ」などとあるように
登録→エントリー→書類選考→面接→内定 とトントン進んでしまい、あわてて今回転職したかったのか自問自答される方も少なくありません。
現職で活躍人材であれば少々強めの引き止めかあるのも半ば当然です。

近頃はご相談の内容やエントリーされたいご希望も、とにかく受けたいといったやや天真爛漫なパターンも少なく、募集ポジションの細分化と即戦力を求める傾向もあって、「腕に自信がある」のような自身の強みや具体的スキルの再現性も高くしっかりと活躍できるいわばマッチ度高くしっかりと転職活動をされた方は同じようなスキルの求められる募集ポジションにいくつも同時に内定を獲得する方もかなり見受けられ、こちらも相当数あります。

ただし多くの内定を獲得しても、入社は1社ですから、不測のミスマッチ要因やカルチャーなどで次のステップをお考えでご相談いただく方もじつは同じような状況にあるのです。

ではどのようにすればよいのでしょうか?それは意外にもシンプルですが「臆せず再度チャレンジしましょう」ということです。

じつはこういったことは採用企業側にも大きな課題感として存在しています。
例えば採用人事サイドにおける数字を考えてみると、あるポジションの選考において電通デジタルのように業界をリーディングするような比較的難易度の高い選考においてはエントリーに対して内定率はおよそ2〜5%。
そこからの内定承諾率を考えると150を超える募集ポジションのひとつひとつにおいて「内定者」がいかに貴重な方なのかということは理解に難くありません。

実際に電通デジタルのある戦略的なポジションでは内定を辞退され、約1年以上経過した候補者に対し、採用人事より近況のお伺い含めたカジュアル面談のお誘いをする施策も行われているようです。
ご辞退の仕方にもよりますが誠意ある真摯な姿勢をおもちであれば「心象も相当悪くなっているのでは」というご心配はまず不要です。

ではそもそもなぜすでに選考のあった企業への再度のエントリーは難しいと言われるのでしょうか?

それはひとつは同じ候補者からのたくさんのポジションへの同時エントリーや多くの異なるエージェントからの重複エントリーも一定程度あるためと思われます。
当然ですが、とにかくたくさん受ければなんとか。。。などということはありません。

今回のご質問のような場合はこちらとは異なりますので、ぜひ「臆せず再度チャレンジしましょう」ということになります。
ただし採用企業サイドのポジションニーズの変化や組織そのものの再編などもよくあることです。
このあたりはあらかじめの情報入手や打診も重要です。1年を経過していればエージェント選択の決まりはとくにないことが多いですが、いずれにせよその場合でも日頃から募集企業サイドと緊密な関係を持つエージェント選びはとても大切です。

こういったことはなかなかお一人では進めづらいものです。
ご自身のなかなか知りえない要素もあるかもしれません。そういった一つ一つのその方のご事情に合ったかたちでお役に立てることも、わたくしどもの大切な役割と考えています。

日頃より強い関係性や情報力そして幅広いネットワークにて皆様をご支援させていただいております、私共ウィンスリーへぜひお気軽にご相談ください。

回答者
T.K(シニアコンサルタント)