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デジタル転職Q&A

2026.07.03

外資コンサルから事業会社のマーケ職への転職を考えています。社内政治が少なく、大きなチャレンジができる企業はないでしょうか?

外資系戦略コンサルティングファームで5年ほどマーケティング戦略を担当してきた20代後半です。
事業会社への転職を検討していますが、正直なところ「社内政治に工数を取られる」「前例主義で新しい提案が通らない」という話をよく聞き、躊躇しています。
コンサル出身者がストレスなくチャレンジできる企業はどのような企業でしょうか?

ご相談いただきありがとうございます。
コンサル出身者が事業会社で力を発揮しやすいのは、「前例が固まり切った会社」ではなく、「これから組織や事業の形を作っていく会社」です。
なかでも株式会社リクルートは、今まさに大きな変革期にあり、社内政治に埋もれるよりも、事業そのものを前に進めることへエネルギーを使いやすいタイミングに入っています。

外資コンサル出身者が事業会社への転職で悩みやすいのは、能力不足ではありません。
むしろ、論点整理や仮説構築、関係者を巻き込みながら戦略を前進させる力は、事業会社でも高く評価されやすい資質です。その観点で見ると、リクルートは非常に面白いフェーズにあります。一般的には大企業のイメージが強いかもしれませんが、足元では事業構造や組織のあり方が大きく変わっており、従来の延長線で物事を進めるだけでは立ち行かない局面に入っています。人材領域とマーケティング領域の両面で再設計が進み、国内で築いてきた事業基盤と、グローバル基準の発想をどうつなぐかが重要テーマになっています。つまり、安定運用を回す人よりも、変化を設計できる人が求められている状況です。

■なぜ「社内政治が少ない」のか
リクルートが「社内政治が少ない」と感じやすいのは、今の組織が良い意味で完成され切っていないからです。リクルートが今向き合っているのは、これまでのやり方を部分修正するレベルの変化ではありません。事業の勝ち筋そのものを捉え直し、組織の役割分担やマーケティングのあり方まで再定義している段階です。前例が少ない局面では、誰かの縄張りを守ることより、何が最適かを考えることの優先順位が上がります。その結果として、社内政治に巻き込まれる場面が相対的に減りやすいのです。

■GMV連動モデルへの転換という大きなチャレンジ
今のリクルートを語るうえで外せないのが、GMV連動モデル(クライアントの売上が増えるほど、自社の収入も増えるモデル)への転換です。これは単なる料金体系の見直しではなく、企業への提供価値を根本から変える話です。従来のように「掲載する」「集客する」で終わるのではなく、クライアントの売上成長にどこまで貢献できるかを、より強く問われるフェーズに入っています。マーケティング組織にとっては、認知や送客の最適化だけでなく、事業成果にどうつなげるかまで視野を広げる必要があります。抽象度の高い課題に対して、戦略を描き、仮説を立て、関係部門と連携しながら形にしていく力が求められるため、まさにコンサル出身者の強みが活きやすいテーマです。難易度は高いですが、その分だけ「大きなチャレンジをしたい」という志向には強く刺さる環境だと思います。

■転職をお考えなら、ウィンスリーにご相談ください
事業会社で大きなチャレンジをしたいけれど、社内政治や前例主義には巻き込まれたくない。そんな方には、今のリクルートはかなり有力な選択肢です。ウィンスリーでは、こうした変革フェーズの企業に対する最新の採用背景や、ポジションごとのリアルな期待値まで踏み込んでご案内しています。リクルートが本当に自分に合うのかを整理したい方はもちろん、ほかにも同じような志向に合う企業を比較したい方も、お気軽にご相談ください。ご経歴と今後の志向を伺ったうえで選択肢をご提案いたします。

回答者
藤並克充(シニアコンサルタント)