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デジタル転職Q&A

2021.10.05

NTTデータのデータサイエンティストについて

機械学習をメインに担当するエンジニアとして、事業会社に勤務しています。

仕事は充実していますが、エンジニア特有の閉鎖的な職場環境のため、事業サイドとの関係性がどうしても薄くなり、自分が作り上げたものを活用されている実感を得られないことに不満を感じています。

これまで培った機械学習やデータ分析の知見は活かしつつ、より事業サイドに近いところで働ける環境と職種を考えた時に、データサイエンティストが適しているのではないかと思うようになりました。

転職先としてクライアントワークの会社を探しており、中でも特に気になっているのは幅広い求人ポストを持っている、NTTデータです。

そこで、NTTデータのデータサイエンティストに関して、特徴や適性をお教えいただきたいです。

NTTデータのデータサイエンティストへの転職に関する質問ですね。

データサイエンティストは、データの分析だけではなく、下記のような幅広い役割をもったポジションであり、多くの企業で需要が高まっています。
・ビジネスにおける課題の抽出
・データの収集と収集したデータの整理
・収集・整理したデータの分析
・レポートの作成と課題の解決に関する提言

さて、NTTデータが募集するデータサイエンティストは、大きく下記2つの部門に分けられます。
・業界別の顧客向けの部門
・その部門を技術的にサポートする部門
(2023年2月時点)

前者は、お客様の課題やニーズに対し、データ収集基盤の構築やデータ整形、データ分析による付加価値ある提案を関係者とまとめ、お客様への提案活動に参画し、プロジェクトをリードする役割までを期待されるポジションです。

その活動を通じて将来的には、DX 推進コンサル、プログラムマネージャや業務コンサル等へのステップアップが考えられます。

後者は業界毎の分野のデータ活用システム開発プロジェクトに対し、データエンジニアリングやデータガバナンスに関する技術支援を担当するポジションです。

将来的にはデータ活用に関する上流工程でのコンサルティング等へのステップアップが考えられます。

NTTデータは、SIerなのでクライアントの事業に間接的に関わる仕事となりますが、ウィンスリーではご質問者様の転職意図やキャリアプランを汲み取った上で最適なデータサイエンティストの募集ポストをご案内できます。

データサイエンティストとしてどの分野で自身の付加価値を付けていき、自身の経験を活かしていくのか、転職後のキャリアアップを見据えて相談をお考えいただければと思います。

回答者
小林ふみえ(シニアコンサルタント)