サイト全体を検索

デジタル転職Q&A

2021.10.11

電通デジタルのプランナー職について

Web専業代理店にて、広告営業を担当しています。
最近は、全体理解を深めるとともに、自分の経験・スキルを積みたいと思い、営業だけでなく運用面にも関与しています。

広告の営業・戦略立案・運用・検証と、一式を経験してみた結果、もっと広告分野を極めて幅広い知識を得ながら活用もできる職に就きたいと思い、転職を検討し始めました。

この思いを実現できる転職先を検討する中で、電通デジタルのデジタルアカウントプランナーが、マッチしているのではないかと思うようになりました。

しかし、募集要項なども確認したところ、やはり会社のネームバリューも相まって、自分のスキルセットで通用するのか不安もありエントリーができていない状態です。

そこで、電通デジタルのデジタルアカウントプランナーに関して、特徴や適性をお教えいただきたいです。

電通デジタルのデジタルアカウントプランナーの特徴は専業代理店と比べて3つ特徴があります。

1)案件規模が非常に大きい
電通社内にはデジタル広告のプランニング/提案人材を置いておらず、全て電通デジタルに移管しております。電通本体の取引先がTVCMを大規模に投下しているような大手企業がメインになりますので、電通デジタルの取引先も大手企業のみになっています。

2)既存顧客が中心
電通デジタルが直接取引するクライアントもありますが、多くは電通と協働してマーケティング・プロモーションを支援する中で、デジタルのプランニング/進行管理/レポーティングを担う役割となります。その為、新規開拓営業などの経験は求められていないという事になります。

3)ブランディング、クリエイティブ、データ活用など、多彩かつ最先端の取組み
多くの専業代理店ではデジタル広告での獲得プロモーションがメインになると思いますが、電通デジタルでは、ブランディング案件、マス広告連動案件、CRMなどを含めた統合マーケティング支援、CDP/DMPを活用したデータドリブンマーケティング支援、店頭販促領域のデジタル化支援、Eコマース支援など、多様な支援を業界トップレベルで行っています。

電通デジタルのデジタル広告のクリエイティブチームではAIを使ったサービスも行っています。

ここのチームメンバーが先日行われた国際的なAIコンペティションプラットフォーム「Kaggle(カグル)」で金メダルを獲得するなど、実力も随一です。
https://www.dentsudigital.co.jp/release/2021/0811-000971/

電通デジタルのデジタルアカウントプランナーは、国内外最大手のクライアントの大規模なプロモーションを担当します。その為、本体営業/クリエイティブ/運用コンサルなど多くの関係者を巻き込みながら、最先端のデジタルマーケティングを推進していくことが求められますので、以下の3点が求められています。

1)SEMを中心とした運用型広告の知見
デジタル広告の中心はSEMやSNSなどの運用型広告になります。運用コンサルタントでなくても、同等の知識が求められてきます。SEMもしくはSNS広告の知見は最低限持っていることが求められています。

2)クライアントワークの経験、もしくは高いコミュニケーションスキル
クライアントに対してサービスを提供するポジションになりますので、事業会社側だけの経験ですと難しい傾向が見られます。ただし若手ですとコミュニケーションスキルが高ければ通過するケースも見られます。

3)最新デジタルマーケティングの探求心
常にデジタルマーケティングはアップデートされていきますので、それに対するアンテナを張って、日々勉強していく姿勢が求められています。

ウィンスリーでは、電通デジタルへの転職を希望される方を、最新情報や現場の実情をもとにサポートします。他にご紹介できる先なども多くございますので、お気軽にご相談ください。

回答者
黒瀬雄一郎(株式会社ウィンスリー 代表)