30代中盤、働き方を見直したいです。コンサルで培ってきた経験を活かして事業会社への転職を検討しています。

30代中盤でコンサルから事業会社への転職を検討されているとのこと、今後のキャリアを見直す大切な時期かと思います。
Mプラス（マネージャー以上）までこられているということは、一定フィットしていたのだと推察します。ただ、働き方は体力を必要とするので、どこかで限界がくると感じられたのだと思います。

以下にコンサルタントとして培ってきたスキルや経験を活かしつつ、事業会社に転職する可能性についていくつかの視点からアドバイスさせていただきます。（どのようなコンサル領域をご経験なのかが分からないので、一旦絞らずにお答えさせていただきます）

1. 業務改善や事業戦略の立案経験を活かせるポジション
コンサルティングで培われた「問題解決力」や「プロジェクトマネジメント能力」を活かし、事業会社では特に以下のポジションが考えられます。
•事業戦略・経営企画
コンサルタントとしての視点を活かし、事業全体の戦略立案や方向性の策定に関わることができるポジションです。
事業会社でこのような役割を担う場合、特に経営層と直接連携する機会が多くなるため、戦略的思考力や、経営層とも臆せず議論できることが必要とされます。
•新規事業開発
新しいビジネスを創出し、市場に導入する役割です。コンサルでの分析力と実行力（プロジェクトマネジメント力）が非常に役立ちます。
•業務改善系のポジション
社内コンサル的位置付けで企業内の業務改善プロジェクトに携わることで、特に業務プロセスの最適化に貢献できます。

2. 志望業界の選定
コンサルタントとして幅広い業界に関与されてきたかと思いますが、以下のような観点から興味のある業界を絞り込むと良いでしょう。事業会社に行くということは、事業を絞ることになります。大変な時でも踏ん張りが効くかどうか？はどれだけその業界や会社に意義を感じられるかがポイントになります。その点を明確にしておく、本当にそうか？　を確認しておくことが大切です。

•自身が情熱を持てる事業内容なのか？
•成長が期待される分野なのか？
•リモートワークや柔軟な働き方が浸透している業界（業界としての大きな流れを知っておくことは重要です）なのか？

3. 自己分析
事業会社でのキャリアを考える上で、「何に情熱を感じるのか？」「何が苦手で何が得意なのか？（特性）」「どのような働き方が理想か？」といった点を再確認してみてください。ポイントは頭を使いすぎないことです。頭は自分を誤魔化してくることがあるからです。

またフルリモート前提の事業会社で弊社がご紹介可能な案件としては、パーソルキャリア、ユーザベース、さくらインターネット、カオナビなどがあります。

合わせてコンサルにもフルリモート前提の会社もあります。
アンダーワークスという会社です。

もし、相談者様が働き方の面だけでコンサルを離れることを検討されている場合、フルリモートxコンサルという位置取りも可能性があると思いますし、最初に検討されても良いかもしれません。

上記参考に検討いただければと思いますが、一度コンサルタントにご相談いただければもう少し細かくご相談に乗れると思います。