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デジタル転職Q&A

2022.07.12

40代、大手コンサルファームでDX周りのコンサルに従事。ハードワークと特有のアップオアアウトカルチャーになじめなくなってきています。

日系、外資系とコンサルファームを20年渡り歩いてきており、現在は大手企業のDX支援をおこなっています。
仕事の依頼は非常に数多くあり、ありがたいのですが、非常にハード、かつコンサル特有のアップオアアウトのカルチャーにやや疲弊してきています。

40代半ばに差し掛かってきていますが、コンサル以外で自身の経験を活かせるポジションはありますでしょうか?
事業会社だと現在の年収が1500万円なので、フィットしないと思っています。

40代になって改めて働き方を考え直されているというお話しですね。

最初に少し一般化してお話しさせていただきます。
最近40代になって自分の仕事・人生の軸はこのままでいいのだろうか?と疑問に思い始める方が増えている印象があります。
スキルはある一定以上ついてきて、それなりにやれる自信もある。ただ、このままの延長でいきたいか?と問われると、素直にハイ!とは言えない、そんな方です。

以前の世代だと、我慢してでもそのまま行くことが当たり前の時代だったので、違和感なく過ごせたのかもしれません。しかし、今は自分の人生に違和感を感じたら、それに蓋をするのではなく、向き合うようになってきているように感じています。
これはとても素晴らしい変化だと感じます。前の世代は定年退職後に初めてぶつかっていた問いに、40代のうちから向き合うことになっているように感じます。

60代では始めるのが難しいことでも40代であれば何でもできます。少しでも早く気付くことで可能性が広がると言えます。それによって、主体的に自分の人生を生きられる期間が長くなっていると思います。流されるのではなく、自ら選んでいく。そんな在り方が広がってきています。これからもどんどん増えていくと思います。またこの傾向は若年化していくと考えています。

さて、具体的にこの方のご相談内容に戻ります。
20代、30代は、体力も気力も充実しているので頑張ってこられた、特に疑問に思うこともなく走り抜けてこられたのだと思います。20年間も走ってこられたので、とても能力の高い方だと思います。
一方で、勢いで何とかなったことが、何とかならなくなったり、違和感が無視できなくなってきているのだと思います。

何か教えてくれているので、この機会に、どんな生き方の一部として、どんな働き方をしたいのか?世界を1ミリでもよくできるとすれば、どこに貢献したいと思うか?など、ご自身のことを振り返ってみる機会を設けることをお勧めします。
これは、今までは勢いで何とかなったけれど、これからは心の底から湧き出てくるエネルギーを使って仕事をしていくことがとても重要になってくるからです。

例えるなら、今までは動力源のないトロッコをガンガン押してやってきた、ただ、トロッコの速度が落ち、止まりそうである。これからは動力源のある電車に乗り換える必要があります。自分の内側から湧いてくるエネルギーを使って走ろうとされているということだと思います。
こうして見えてきた、どこでどんな貢献をしたいのか? どんな働き方をしたいのか? それらがクリアになったところで転職活動の開始です。
不明確なまま闇雲に行うと、また同じこと(トロッコを押し続けること)を繰り返してしまう可能性が高いです。

その上で、最後に事業会社にも支援会社にも幅が広がっているという話です。
事業会社にも環境変化があります。ここ数年の動きとして、事業会社の側にDXの重要性から内製化の動きがあります。以前では考えられなかった年収帯での採用も増えてきています。1500万ほどの年収とのことですが、事業会社でも十分あり得る年収帯になってきています。
また、支援会社ではあるが、比較的腰を落ちつけて働けるような環境も増えてきています。

我々が支援させてもらっている会社にもそのような会社が増えてきています。さまざまに可能性は広がっていると思います。是非一度ご相談いただければと思います。

回答者
宮崎洋(シニアコンサルタント)