32歳、Big4でCXコンサルに従事。ハンズオン型でコンサルティングができる会社へ転職をしたいです。どんな会社がありますか？

ハンズオン型のコンサルティング会社への転職を検討されていて、結果まで見ることができないことに違和感を感じておられるのですね。
以下では、業界動向を踏まえつつ、おすすめの会社やキャリア選択のポイントについてお答えします。

【ハンズオン型コンサルティングができる会社の特徴】
ハンズオン型コンサルティングでは、提案にとどまらず実行支援やプロジェクトの運用まで関与します。この形態を採用する企業は、大手コンサルティングファームとは異なる次の特徴があります。

1.プロジェクトの実行フェーズに強い
•クライアントの現場に深く入り込み、業務改善や成果創出に直接貢献。
•実行支援だけでなく、クライアントのスキル移転や内製化をサポートするケースが多い。

2.中小企業や新興企業を支援対象とすることが多い
•成長フェーズにある企業で、実務に密接した支援を求めるクライアントが多い。
•スピード感のある環境での対応が求められる。

3.チームの小規模さと意思決定のスピード
•小回りが利くフラットな組織。
•自身の裁量が大きい環境が多い。

【おすすめの会社について】
以下に、ハンズオン型コンサルティングに特化した会社や、実行支援型のコンサルティングが可能な会社をご紹介します。
1. リッジラインズ（Ridgelinez）　CX領域
•概要: DX推進を中心に、戦略策定から実行支援までを一貫して提供。
•ポイント: CX領域におけるデジタルツール導入・運用支援など、現場に密着したコンサルティングが強み。
•おすすめ理由: CXコンサルの経験を活かしつつ、クライアントと近い距離感で成果を追求可能。また、クリエイティブ、テクノロジー、コンサルがチームで支援する体制を取っていてCX支援特化している

2.リブ・コンサルティング
•概要: ベンチャー・スタートアップの経営コンサルティングで日本トップクラス。
•ポイント: 成長フェーズの企業に対し、提案から実行支援、改善フォローまで密着。
•おすすめ理由: クライアントの成長を直接体感できる実務志向の環境。経営戦略立案だけではなく、実行支援だけではなく、それらをグルグル回す経営コンサルティングができること。育成環境が整っている

3. 事業会社の社内コンサル部門
•例: 楽天グループ、ヤフー、または他のDX推進を重視する企業。
•ポイント: 自社の課題解決に取り組むため、成果を目の当たりにできる。
•おすすめ理由: クライアントに近い以上に、エンドユーザーの体験を深く理解可能。

【事業会社 vs 支援会社の選び方】
◾️事業会社の社内コンサル部門
•メリット: 自社プロジェクトの一貫した関与。プロジェクト成果を長期的に確認できる。
•デメリット: プロジェクトのバリエーションが限定的。

◾️ハンズオン型支援会社
•メリット: 多様な業界・クライアントでの経験を積める。成長フェーズの企業に直接影響を与えられる。
•デメリット: プロジェクトのハードワークが続くことも。

最後に、、コンサル転職の際は、具体的に「どのフェーズにまで関わりたいか」や「会社の案件ポートフォリオ」を確認しておくことで、ミスマッチを防ぎやすくなります。
ぜひ参考にしていただきたいと思います。

今回は具体的な事情が分からない中で、一般論に関してお話ししましたが、もう少し具体的にお話しをお伺いできれば、具体的にお答えできると思います。
ぜひご相談ください。