未経験から経営・新規事業コンサルティングにチャレンジしたいと思っています。どのようにキャリアを築いていけば良いかアドバイスいただけないでしょうか？

ご相談ありがとうございます。
同じようなご相談を受けることが多くなっています。

相談者さまはプロモーション領域での支援をしているだけでは物足りなくなってきているのですね。

もちろん、プロモーションだけでも範囲は広いので、ここを突き詰めていくことを目指している方もおられます。
ただ、相談者さまはそこに違和感を感じられているということですね。より顧客の視点に近いところから全体的なサポートをしていきたいという指向が強いのだと思います。

確かにおっしゃる視座から全体感を持ってサポートしていくとなると、経営コンサルティング、新規事業コンサルティングができる会社に移っていくという方向性になると思います。
以前はMBAなどを経て、大手コンサルファームへ入社という流れが一般的でしたが、私は育成に強みを持った、地に足を付けて取り組める会社で修行することを勧めたいと思います。

あと、もう一点気をつけてもらいたいのは、相談者さまのような指向を持ちつつ、コンサルだから同じだろうと思って入社したらITコンサルタントの仕事しかなくて、システム導入のプロジェクトマネジメントをメインの仕事としているという方も残念なことに多い印象です。
よって、何ができるのか？どんな案件がどれくらいあるのか？しっかりと収益ポートフォリオを確認していただくことを強くお勧めしています。

ITコンサルタント領域は経営コンサルティングや新規事業コンサルティングに比べて収益化しやすい側面、ニーズが強い側面があり、近年増えています。
経営や新規事業となると、たくさんアイデアを出して、磨き込んで、とやっても、全くダメということもあり得ます。

一方でシステム導入は着実に時間をかけた分、進んでいき、導入が完了すれば終了です。
同じコンサルタントでも、前者と後者の違いは大きいものがあり、違いがあることを知っておくこと、その上で自分がどちらがやりたいのか？を理解しておくことがとても大切です。

少し逸れましたが、今回の候補者さまは経営・新規事業のコンサルティングがやりたいとのことなので、それを前提にお話しすると、お勧めする企業はLiBコンサルティングです。

Life is Beautiful　の頭文字を取って「LiB」と命名された会社で、”100年後の世界を良くする会社”を増やすことを目的に活動されています。
現在300名強のブティック型コンサルティング会社です。

お勧めする理由として3点挙げると、以下の通りです。
1、経営・新規事業コンサル案件に取り組める
ITコンサルはやらないと宣言していて、こだわって案件受注している会社です。
上記で述べたようなミスマッチが起きにくいというメリットに繋がります。それだけノウハウが蓄積されていますので、学びも大きいはずです。

2、育成環境
コンサル未経験の方を、一流のコンサルに育てるのがうまい会社です。
代表の関さんが東大の教育学部出身でもあることから、育成に関しては強い想いを持って取り組まれています。ご自身も積極的に関与されていますし、仕組みとしてUpdateを繰り返しておられます。
その結果、例えば、他コンサルの研修が一気に最初に詰め込み方なのに対して、一定の経験を積んでからの方が染み込みやすいと判断すればそのようなプログラムに修正するなど工夫を繰り返してこられています。

3、基本的に第一志望で配属される（志望とのミスマッチをできるだけ減らすことを強く意識している）
初期研修後、最初はユースグループに所属して、2〜3プロジェクトを経験してから希望を出してもらうようにされています。
自分のやりたい仕事の解像度が高くなってから希望を出してもらうことでよりフィット感が高まり、やる気につながり、結果的に成果に繋がりやすいと考えてのことです。
また、原則第一志望で配属していくとのスタンスを貫かれています。

上記から、未経験からコンサルにチャレンジしたいという方にはお勧めしたい企業です。

もちろん、上記のようなスタンスを取ることにはデメリットもあります。
それを受け入れつつ、大切にすることを大切にし続けるスタンスがある会社だと感じています。

あくまで限られた情報をベースにお答えしているので、詳細に関してはお問い合わせ頂ければと思います。ご相談お待ちしております。