2024.06.04
日系企業で広告営業をしている30歳。収入アップのためには外資系への転職が良いのでしょうか?
日系の某人材系企業で広告営業の仕事をしている30歳です。営業成績は悪くない方なのですが、会社全体で年功序列の傾向がかなり強く、少なくとも数年スパンで見ると大幅な給与アップが見込めないことに不満があります。
収入アップを目指すのであれば、やはり外資系へ転職するのが良いのでしょうか?
収入アップを目指し、日系企業から外資系企業への転職を考えられているということですね。
結論としては、一般的には外資系の方が年代を問わず高年収を実現しやすい環境となっています。
実力次第では30代で年収1000万円超えも決して珍しくありません。
これはよく言われるように、外資系の方が結果重視のカルチャーが浸透しているためです。
例えば転職の際、日系企業では学歴や職歴を記載した「履歴書」を提出しますが、外資系企業に提出する書類はこれまでの業務成績を記載した「レジュメ」と呼ばれるものであり、年齢や学歴などは重視されません。重要なのはとにもかくにも「実績」です。
年功序列ではないため、昨今話題になっているような「働かないおじさん」問題も発生せず、個々人の能力が給料に反映されやすい仕組みとなっています。
さらに、最近は大幅な円安を背景に、日本で働く人材の採用コストが下がっていることから、外資系企業は日本での求人を活発に行っていることも追い風となっています。
ただし、外資系企業ではビジネスレベルの英語力は必須です。仮に広告営業としてのスキルや実績やスキルが十分であっても、英語力が足りないと採用に至らないケースは多々あります。
英語力に自信をお持ちであれば、ぜひ積極的に外資系への転職を目指してみても良いのではないでしょうか。
他にもウィンスリー代表の書籍にも数多くのキャリアステップ事例がございますのでご参考にいただければ幸いです。
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