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デジタル転職Q&A

2022.11.08

博報堂のショッパーマーケティングというポジションをエージェントに勧められましたがどのような求人でしょうか?

大手小売りにてデータマーケ関連の仕事をしています。
自身のキャリアと年収アップのために転職活動をしていたところ博報堂のショッパーマーケティングのポジションを勧められました。他の代理店でも同様なポジションもありました。

今回のポジションではどこに小職の経験がいかせるのでしょうか?
また業種の異なるクライアントワーク主体の広告代理店に転職は可能なのでしょうか。

博報堂のショッパーマーケティングのポジションに関するご質問ですね。

この約2年で、まさにデジタル人材を中心とした本格的な中途採用が行われている博報堂。その募集ポジションのひとつのジャンルとも言えるのが、こちらのショッパーマーケティング関連ポジションですね。
こちらは同社における販促・コマース領域に特化した専門組織で、ID-POS/会員データなどの高度な活用を武器にリテールやコマースのDXおよびオン/オフ販促など流通・小売り/メーカー系の大手クライアントのリテール領域のビジネス成長に貢献する専門性の高いチームです。

現在、
ショッパーマーケティング事業プロデューサー
ショッパーマーケティングデータコンサルタント
トレードマーケティングコンサルタント

など新たな募集ポジションも見られる成長性のある分野のひとつですね。
ちなみにサイバーエージェントさまの小売DXチームや電通デジタルさまのコマースOMO領域などもほぼこちらにあたります。

なお、博報堂DYメディアパートナーズさまにはこちらとは別に<デジタル販促プロデューサー>の募集ポジションがございます。
こちらは領域的に重なるところが確かにありますが、リテールテックや各種データの高度な活用からということよりも、流通・小売りに限らずデジタルツールやメディアを駆使しつつ販促のプランニングから運用により重心のあるチームとして区別されているようです。

言うまでもないとは存じますが、こちらの領域ではID-POSデータに加えそれぞれの会員データ、さらにLINE・楽天など第3者プラットフォームデータやそのユーザー組織などさまざまな連携が重要なポイントとなりますので、現職の流通・小売りでのデータマーケティングの専門性の高いお取り組みは大手広告代理店から見てまさにその支援施策の効果・精度を高める大切な鍵の部分といえます。
さらに流通・小売りサイドとメーカーとの取引や商慣行などの知見をしっかりお持ちであることも含めて、先方の候補者スコープに入ってくるのは間違いないと考えます。

確かにお問い合わせの<クライアントワーク>へのご不安があることも理解できますし、選考にあたっても博報堂さまクラスのコミュニケーション力が見られるのも事実です。
しかしそれは現職におかれましてもたとえば横断的なプロジェクトへの参画など、いわばどこでも必要とされる要素ですから、特に特殊なものではないと考えます。ショッパーマーケティング領域のクライアントの直面する課題やその解決に正しく解が出せるそのお力こそ、彼らが中途採用をしてまで欲しがっていることとお考え下さい。

実は実際に直近にてこちらの領域ポジションへ某大手食品メーカーのマーケティングの方のご入社をお手伝いさせていただいております。機会があれば是非ご相談ください。
私どもウィンスリーがあなたのチャレンジのお役に立てればと存じます。


※求人情報は2022年11月時点での募集となっております。タイミングによってはクローズとなっている可能性もございますのでご了承ください。

回答者
T.K(シニアコンサルタント)