2022.07.21
面接練習としていくつか選考を受けたいのですが、10社程ご紹介頂くことは可能でしょうか?
デジタルマーケティング周りに3年ほど従事。
非常に興味を持って携わっていた業務でしたが、3年に1度のジョブローテーション制度で職種が変わってしまうため、転職を検討。
また、現職がIT・デジタルマーケ周りが遅れているので、今後のキャリアを考えた場合に新たな環境で経験を積みたいと思っています。
本当に行きたい会社の面接を受ける前に、練習としていくつか選考を受けたいので、10社ほどご紹介頂くことは可能でしょうか?
- 業界:広告・PR
- 職種:デジタルマーケティング
- 役職:現場・リーダー
転職活動の支援をしていると、練習のためにいくつか応募したい(=面接を経験したい)というご要望をいただくことがあります。
もちろん、質問される内容を想定し、それに対して、自身の考えを論理的に伝えられるよう練習することは意味があると思いますが、上手く話をするというよりは、何を話すのかということの方が大切のように思います。
企業が面接で質問をする目的は、
・これまで経験したことや身につけたスキルが自社でも再現することができて活躍してくれる人財か
・自社の企業理念、ビジョン、ミッション、バリューに共感し、一緒に歩んでいける人財か
ということを見極めることにあります。
求人票にあるスキルセットとのマッチングはもちろんですが、
企業とのマッチング、フィット感も非常に大切ですし、それは候補者様にとっても同じことだと思います。
このため、あまり共感を持つことができない(=志望度の低い)会社なのに練習のためと選考を受けても、結果として上手くいくケースは少ないように思います。
転職に成功される方は、志望する企業のことをしっかり分析し、ご自身の価値観と企業のそれがマッチしているかということを考え、なぜマッチしていると思うのか、どういうところに共感できるのか…ということについてご自身なりの答えを持っていらっしゃる方が多いと実感しています。
まずは、自身の経験・スキルを棚卸しして、できることを確認し、さらに新しい環境でやりたいこと、仕事をする上で在りたい姿を整理して、そこから志望する企業を絞り込んでいくことをお勧めします。
その結果として、複数の企業に興味を持ち、志望することは問題ないと思っています。
自己分析や面接の練習についても、弊社コンサルタントがご支援いたしますので、遠慮なくご相談ください。