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デジタル転職Q&A

2022.07.19

行きたい会社が特にないのであれば、可能性がある企業は全て受けた方がいいと言われました。数を受けながら転職の方向性を決めていくべきなのでしょうか?

30代後半、WEBサービス会社でアプリデザイナーをしています。支援会社、事業会社と渡り歩き、多くの実績を積んできたと思っています。

ただ残業が非常に多いので転職を検討しています。
どんな会社に行くべきかはまだイメージが無いと、あるエージェントに伝えると
「書類通過率が全体的に低いから、可能性がありそうな企業は全て受けましょう」とのアドバイスでした。

私としてはキャリアの方向性のアドバイス等もいただきたかったのですが、
やはり数を受けながら方向を決めていくべきなのでしょうか?

自分は若い頃それなりに転職を繰り返してきていたので、候補者の立場で多くのエージェントとやりとりをしていました。
その経験上「うちの内定取得率は〇%だから◎十社以上受けないと内定1件取れないですよ!」という逆算や「とにかく沢山応募しましょう!」「端からどんどんエントリーしましょう!」などと、数のロジックで語ってくるエージェントには注意が必要だと実感しています。

※ついでに言いますと、経験上「むやみに一方的に急かしてくるエージェント」にも注意が必要だと実感しています。

転職は「候補者の方(およびご家族)の人生に大きく関わる転機」です。

それにも関わらず、そのロジックには候補者の人生やキャリアは存在せず、エージェントのビジネス都合が優先されていて、その瞬間から候補者が数の「1」になっているだけ。という事なのです。

エージェント側の都合で解釈し、経歴や意向にマッチしていないものも含めてとにかく沢山の求人を次から次へと提示し、数十社に応募させて、次々面接を組んで...という具合に、候補者の意向には目もくれず勝手に進めてしまう様なエージェントに関して候補者の方から相談をいただくケースはまだまだ多いです。

転職活動にしっかり取り組んでいく事は精神的・肉体的・時間的な負担が大きいですし、仕事をしながらですとさらにその負担が肥大してしまいますが、その中で選考数が増えてくると確実に破綻してしまいます。
※実はその様な状況に陥ってから弊社にご相談いただく方も多いです。

弊社では、その方がこれまでにどんな経験やスキルを培って来られたのか、そしてなりたい姿やご意向はどの様なものなのかについて時間をかけてヒアリングしつつ、ディスカッションを通じてご本人には先ずは自己理解をどんどん深めていただきながら、キャリアについてのコンサルテーションをさせていただいております。
※場合によりましては転職をお勧めしないケースもあります。

そして応募や選考についてもご状況やご意向に合わせて適量ずつ進めていくなど戦略的に全体をデザインしつつ、人生の転機に寄り添いながらご支援させていただいておりますので、結果として書類通過率や内定取得率は非常に高い数値となっています。

弊社以外でも候補者の人生の転機というセンスで寄り添ってくれる良いエージェントや良いヘッドハンターは多くいらっしゃいますので、そういった方々とコミュニケーションしながら未来のキャリアについてご検討いただくのが良いかと思います。

自分はこれまでの多くの転職を通して想定外だった事や失敗と言える様な事も沢山味わってきておりますので、ご相談いただければそんな体験に裏打ちされた会話をさせていただきます。

回答者
瀧島一郎(株式会社ウィンスリー ヘッドハンター)