2021.11.26
電通デジタルのDXビジネスプロデューサーの特徴と転職について
中規模の事業会社にて、自社サービスのマーケターとして5年ほど経験を積んで、現在は企画寄りの部署で新規事業の立案と事業計画の策定や、運営の基盤作りを中心に行っています。
ここのところ徐々にメンバーマネジメントが求められるようになり、現場での業務から離れつつあるので、もっと現場レベルで経験を積むべく転職を考えています。
これまでも携わっていたものの、ここ最近で一気に世間的に知られ流行したDXを主軸にした職種を探してみています。
そこで、特に気になる電通デジタルで募集しているDXビジネスプロデューサーの特徴や適正について、教えていただきたいです。
博報堂でもデジタルビジネスプロデューサーという、類似のポジションが募集されていますが、そことの違いなどもあれば伺えますと幸いです。
- 業界:コンサルティング
- 職種:デジタルマーケティング
- 役職:現場・リーダー
DXは流行というよりも全世界的な「必然」になっていると感じています。そのDXの本流で活躍できる経験・スキルを積んでいくという展開は、未来のキャリアのアドバンテージを確保していく観点で、良い選択ではないかと思っています。
コロナ禍をきっかけとした大きなパラダイムシフトにより、事業会社も積極的にDXに取り組まざるを得ない状況にあります。コンサルティングファームやデジタルマーケティング会社、メジャー広告代理店などの支援会社も、その領域に積極的にビジネスドメインを拡張しているのです。
そんなニーズの中で、電通グループのデジタル領域を一手に受けもつ電通デジタルにおいても、DX領域で活躍できる人材を積極的に大量採用しています。
まず、電通デジタルの「DXビジネスプロデューサー」のポジションとしての考え方は、まずは「顧客体験デザイン」が起点となっています。
DXにおいて概念的に「攻めのDX」「守りのDX」と言われる様に、顧客体験を軸としながら、市場やコンシューマーに対するコミュニケーション領域や業務改善などのビジネス領域で幅広くプロジェクトをマネージする役割となっております。
DXはザックリ言い換えると企業活動全体をデジタルのプラットフォームに載せてグロースさせていくという事になりますので、コミュニケーション領域だけではなく、データ領域をはじめとして、広義でのデザイン領域やビジネス領域、さらにはエンジニアリング領域も含めてマネジメントできる経験・スキルにまで拡張できる機会になるかもしれません。
博報堂は言うまでもなく大手クライアントを数多く抱えている広告代理店です。クライアントからDX領域における幅広いリクエストが来ていることから、デジタル領域で活躍できる人材を大量採用しております。
ご質問のデジタルビジネスプロデューサーにおいては、マーケティングおよびコミュニケーション領域全体の戦略プロデュースという事でコミュニケーション領域をメインとしたポジションとなります。上記の電通デジタルのポジションの様に、DX領域で広く経験・スキルを拡張していくにはDXストラテジーコンサルタントのポジションが該当すると思われます。
世間的にはDXという定義がまだまだ曖昧になったままではありますが、ご自身のキャリア発展として目指したいDXはどの領域なのかという事は、順次マイニングしていただく必要があるのではないかと、普段の皆様の面談を通して感じています。
弊社はデジタル領域で実際に10年以上仕事をしてきているヘッドハンターがメインとなっているため、業界について、そして未来の傾向について詳しいですし、そしてビックリするくらい候補者の方の人生に寄り添える気さくなメンバーばかりですので是非ご相談ください。