2021.11.22
電通デジタルのEC広告コンサルタントの特徴と転職について
広告代理店で、オンラインを中心に広告運用を担当しています。
それなりにやりがいは感じているものの、扱う媒体や広告手法が基本的に変わらないため、マンネリ化は否めません。
そこで、同じ広告運用でも新しい領域も経験できるように、大きめの広告代理店への転職を検討しています。
気になっているのは、電通デジタルで募集しているEC広告コンサルタントです。
ECについてはこれまで全く経験がないのですが、広告運用だけでなく、実際にECを運営した経験なども問われるのでしょうか?
電通デジタルのEC広告コンサルタントについて、特徴や適正を伺いたいです。
電通デジタルの「EC広告コンサルタントポジション」に関する質問ですね。
電通デジタルの「EC広告コンサルタント」は、EC領域のポジションとして約1年ほど前に募集を始めて以来、採用枠がなくなることのない、ニーズのある部門です。
実は電通デジタルでは、ここ半年位で「Eコマース」関連ポジションがさらに増えています。
・ビジネスデザイナー(Eコマース)
・Webディレクター(Eコマース)
・戦略コンサルタント(Eコマース)
など現在でも6ポジションの採用活動が行われています。
EC領域が、大手クライアントから電通デジタルへ求められる重要なサービス領域の一つとなってきているのです。
このような中で「EC広告コンサルタント」ポジションが対応する領域は上記のなかでも特にECにおける売上の最大化のためのさまざまな広告運用のコンサルティングです。
クライアントの自社ECサイトへの集客等もありますが、多くの場合でAmazonおよび楽天など大手マーケットプレイスでの売り上げの最大化のための広告運用が求められます。
具体的には、AmazonではAMS(Amazon Marketing Service)をはじめとする広告の運用、楽天では店舗運営システムのRMS(Rakuten Merchant Server)をベースに店舗運用やデータ分析、そしてメール配信や楽天内でのセールなど各種キャンペーンやデータ施策などを行い、この2社でもかなり多くのアクティビティがあります。
EC広告コンサルタントは、こういった多くの運用メニューを前提に、クライアントのもつEC分野への深い理解とともに、自社ECの在り方も含めトータルに捉えて最適化のためのコンサルタントとしてその運用フェーズまでリーディングするポジションです。
このポジションの適正やオススメの人に関して、まずは「広告運用でも新しい領域も経験したい」といった方向性においてチャレンジも含めてご検討されてもよいのではと考えます。
実際にポジションの必須要件は
・リスティング広告
・ディスプレイ広告/DSP
・ソーシャル広告
のいずれか、もしくは全てに関する専門知識と運用実務経験およびクライアント対応(1年以上)です。
実際のEC領域での業務経験は必須ではないので、他領域からのエントリーも可能です。
ただし、実際にクライアントからはEC領域における幅広い知識、知見が求められるのは言うまでもありません。取り組む姿勢はとても大事になります。
これまで取り組まれた広告運用のテーマやアクイジションの在り方を思い起こして整理されてみてはいかがでしょうか?
かなりの案件においてクライアントのEコマース分野と関連があるかと思います。
そういった実績・スキルの棚卸しや目指される方向への整理や対策なども含め、DX・デジタル人材専門エージェントの私共ウィンスリーへぜひご相談ください。