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デジタル転職Q&A

2021.08.25

WEBディレクターとしてキャリアアップをする方法とは?

現在、中堅WEB制作会社でWEBディレクターとして従事しています。

WEB周りの基本的なシステムに対する理解、大手クライアントのコーポレートリニューアルの提案書レベルは作れるようになっています。

今後、WEBディレクターのキャリアを積み上げていくためには何をキャッチアップしていくべきでしょうか?

WEBディレクターとしての最終ゴールをどのように設定するかによって、キャッチアップする内容が変わってきます。

一般的には、以下をやっているとWEBディレクターとして転職市場で売れっ子になり年収がアップしていきます。
・クライアントと直接取引していること
・大手企業の大規模プロジェクトでの経験があること(目安3,000万円~)
・Wordpressだけではなく、AEM等のCMSの経験があること
・システム開発における要件定義や開発ディレクションができること
・html,css,JavaScriptが概ね分かること
・PMBOKに沿ったプロジェクト管理ができること
・Adobe Analytics,Google Analyticsでのアクセス分析ができること
・IA,UXUIの知見を持っていること
・CVRを改善する一連のWeb改善の経験があること(ABテスト,UXUI改善,LPO,EFO等)
・運用フェーズにおける業務設計/改善ができること
・公式SNS,自社Eコマース,Appsの経験があること
・マネジメント経験があること(プレイングマネージャーがベスト)

上記を経験していると、
・社内で最も難しい案件のメインディレクターとして指名される
・クライアントがサイトリニューアルを検討した時に一番最初に相談する相手になる
ようになると思います。

もし現状として二次請けや中小企業の案件メインであれば、大手企業と直接取引しているWeb制作会社に転職して、オンサイト運用ではなく、大規模リニューアルなどを行っているようなチームで経験を1つ1つ積んでいくと良いでしょう。

回答者
黒瀬雄一郎(株式会社ウィンスリー 代表)