2020.05.28
一度辞退した企業へ再挑戦することは難しいでしょうか?
現職はリサーチ会社にて企業へのデジタルマーケティング支援に従事しています。
DMP構築・データ拡充・分析環境の整備など統合データマーケティング支援を経験したのち、営業として通信キャリアや金融、WEBメディアや広告代理店(総合・専業)のクライアントを担当。
また新しいデータアセット(位置情報)を活用した商品開発にも参加してきました。
現在リーダー職になったことからレポーティングの役割が業務を占め、経験を得る機会が減少。
自身のスキル経験値をもっと高めるために、より先端のデジタルレベルの高い取り組みに関わりたく、転職を決意しました。
実は1年前に一度転職活動を行い、WEBサービス企業の会員データ活用の新規マーケティングサービスチームに内定をもらっていました。
しかし、同じタイミングで現職にて自社の新規マーケティングサービス展開のミッションも含めたマネジメントポジションへの内示があり、悩んだ末に辞退しました。
今回、以前の転職活動時の思いが自身で確信するに至り、もう一度その企業の選考にトライしたいと考えています。
一度辞退した企業へ再挑戦することは難しいでしょうか?
- 業界:マスコミ・メディア
- 職種:デジタルマーケティング
- 役職:現場・リーダー
再挑戦していけないことは何もありません。
ただし、その企業によって「1年以内など短期間での再エントリーはできない」などの内規的なものがある場合がありますので、確認が必要です。
また、ビジネスの変化や組織変更などによりそもそも採用環境の変化は少なからず必ずあると考えておいた方がよいでしょう。
そのため、まったくはじめからの再チャレンジとなります。
しかしながら、あくまで経験上での話ですが、辞退したということがとにかく選考に不利に働くことは実際にはご心配されるほどではないものです。真摯に今回の再挑戦に取り組まれることがなにより大切です。
その際に留意しておくこととしては、
① 前回の辞退から今回に至る理由・経緯と、自身の評価や決断に至る考えについてしっかりと整理する必要が当然あります。
熱い思いだけではなく、中長期の時間軸も併せて客観視しつつ、ゆるぎない自身の結論として語れるようになりましょう。
② 「上記の結論に至るこれまでの期間が、かえって自分にとって○○な意味で良い時間になった」というようなプラスの要素を構築しましょう。
③ 前回からこれまでいろいろと考える時間があったわけですから、自身が実際に業務を開始した状況をかなりリアルに想定しておいて、面接時に堰を切ったように楽しくお話できるようになる必要もあります。
④ できればこの転職期間中においても、企業としっかり良好な関係を維持しているエージェントの関係値を有効に使いましょう。
面談など無料で行っていますので、お気軽にご相談ください。
とはいえ、先方のビジネスも待ったなしです。
必要な人材はすぐにでもジョインしていただきたいのが現場の思いですよね。
これはまさにそのポジションにもよるのですが、とくに細分化されたデジタルマーケ分野の採用ポジションではそもそもマッチ度の高い候補者が同時にたくさんエントリーしてくる状況ではありません。
一度内定されていることを考えれば、それはすでに多くの部分でマッチ度は高いはずです。
弊社も再挑戦に向けてしっかりと尽力させていただきますが、併せてしっかりとご自身のこころの旅を振り返って整理していただき、あらたな可能性の確認作業に真摯に向き合っていただければと思います。