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デジタル転職Q&A

2026.06.02

「SaaS is dead」と言われる中、成長を続ける企業の選び方を教えてほしいです。

SaaS業界が厳しいと聞きますが、本当なのでしょうか。私は現在デジタルマーケティングの仕事をしており、特にSEOやコンテンツマーケティングの経験があります。

『SaaS is dead』といった声も聞こえてくる中、逆に成長を続けているSaaS企業もあると聞きました。伸び続けるSaaS企業の選び方や、具体例を教えてほしいです。

ご相談いただきありがとうございます。

個人的な考えにはなりますが、『SaaS is dead』という言葉は、業界そのものの終焉を意味するものではないと考えています。
あくまでAIエージェントの台頭により、従来のSaaSビジネスモデルが通用しにくくなっているという警鐘だと考えており、業界全体が縮小しているのではなく、本質的な価値を提供できる企業とそうでない企業の二極化が進んでいるように見受けられます。

転職先として有望なSaaS企業を選ぶには、以下のポイントが重要です。
①黒字化を達成しているか
成長至上主義から収益重視へと変化しており、投資フェーズから収益フェーズへ移行できている企業がおすすめです。

②ホリゾンタル型かバーティカル型か、独自の強みは何か
ホリゾンタル型(業界横断型)は市場が大きい反面、競合も多くなります。
バーティカル型(業界特化型)は参入障壁が高く、AIに代替されにくい『ドメイン知識の深さ』が武器です。いずれの型でも、独自価値を持つ企業が強さを発揮します。

③技術開発の内製化とAI活用
開発を内製化している企業は顧客ニーズへの対応が速く、変化に強い特徴があります。
AIを付加価値として組み込めている企業も今後有利です。

具体例:株式会社ジーニーの成長戦略
こうした条件を満たす企業として、東証グロース市場上場の株式会社ジーニーが注目です。
広告プラットフォームとマーケティングSaaSを両輪で展開し、以下の強みを持っています。

■圧倒的な成長性
売上収益は2022年3月期の48.8億円から2026年3月期には138.6億円と約2.8倍に成長しています。
マーケティングSaaS事業は2024年度に黒字化を達成し、SFA/CRM領域では前年比300%の売上成長を記録しています。

■ホリゾンタル型×データ連携の独自性
業界・業種を問わない汎用性を持ちながら、広告プラットフォーム事業も展開することで、広告データとマーケティングデータをシームレスに連携できる『データに強い』独自ポジションを確立しています。
ホリゾンタル型の市場の広さと、独自のデータ連携という差別化要素を併せ持つ点が強みです。

■完全内製化された開発体制
社員の約4割がエンジニアで、プロダクト開発を完全内製化しています。
顧客トラブルへの解決スピードが圧倒的に速く、変化への対応力が高いことが評価されています。

■AIとの融合
子会社JAPAN AIが生成AIプラットフォームを開発しており、マーケティングSaaSとAIのシナジーを活かした価値創出を進めています。
AI時代の生き残り戦略を描きやすい企業構造です。

■デジタルマーケティング人材のキャリア可能性
ジーニーでは現在、CMOやデジタルマーケティングリーダー候補を積極採用中です。
SEOやコンテンツマーケティングの経験は強く求められており、事業成長に伴うマネジメント層強化が急務となっています。
また、キャリアパスとしてもデジタルマーケティングからスタートして、イベントマーケティング、CRM戦略、マーケティング戦略全体へとキャリアを広げられる環境があります。
ホリゾンタル型SaaSでは多様な業界の顧客と向き合うため、施策の再現性や抽象化力も鍛えられます。

ジーニーのような成長SaaS企業でのキャリアにご興味がありましたら、ぜひウィンスリーまでお気軽にご相談ください。
相談者様のお考えやご状況に合わせた提案をさせていただきます。

回答者
山崎明日花(キャリアコンサルタント(国家資格))