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デジタル転職Q&A

2026.02.12

AIスキルがある人材の転職市場が知りたいです。ChatGPT活用経験だけでキャリアアップは可能でしょうか?

現在、デジタルマーケティング担当として働いている30代前半です。

最近、業務でChatGPTやMidjourneyなどの生成AIツールを積極的に活用しており、資料作成やコンテンツ企画の効率が大幅に向上しました。部内でも「AI活用が上手い」と評価されています。

ただ、転職市場では「生成AIが使える」というスキルがどの程度評価されるのか疑問です。単なるツールを利用できるというレベルでも武器になるのでしょうか?

また、AIスキルを活かして年収アップやポジションアップを狙える企業や職種があれば教えてください。

ご相談いただきありがとうございます。
2026年の転職市場において、生成AI活用スキルは確実に市場価値を高める重要な武器となっています。「AIが使えたら有利」から「AI使えないと採用されない」というモードに移行してきており、特にデジタルマーケティング分野では、生成AIを活用した業務効率化が標準スキルとして求められるようになってきました。
実際の求人市場でも「AIライティング」「ChatGPT活用経験」がスキル欄に追加されるケースが増加してきています。

■主要企業のAI人材採用と年収相場
アクセンチュアでは、データサイエンスや生成AIなどの確かな知識と最先端技術を武器に、先進的なイノベーション創出を行う人材を積極的に採用しています。
30歳前後のマネージャー職で年収1200万円超えも珍しくなく、クライアントの経営課題をAI技術で解決するコンサルティング力が評価されるため、デジタルマーケティングの知見とAI活用力を掛け合わせた提案ができる人材は非常に重宝されています。

サイバーエージェントは2023年から「生成AI徹底活用」を宣言し、全社的なAI人材育成に力を入れています。
2026年までにオペレーション業務の6割削減を目標にAIオペレーション室を新設するなど、AI活用を事業戦略の中核に据えています。
社内の生成AIアイデアコンテストには2000件を超える応募があり、AI活用の文化が根付いています。

年収相場で見ると、AIプロンプトエンジニアの平均年収は600万円から900万円、高度AIエンジニアでは年収1000万円超も珍しくありません。
実務でAI活用経験を持つマーケティング人材は極めて高い希少価値を持ちます。

■市場価値の高いAI活用スキル確立のために
第一に、プロンプトエンジニアリングスキルの体系的な習得です。
ChatGPTを「なんとなく使える」レベルから、業務課題を正確に解決できる「プロンプト設計力」へとレベルアップすることが求められます。
最近では「AIエージェント活用検定」など、スキルを客観的に証明できる資格も登場しており、転職時のアピール材料にもなっていくでしょう。

第二に、AI活用による業務改善の実績作りです。
「ChatGPTを使って資料作成時間を50%削減した」「生成AIで月間コンテンツ制作数を3倍に増やし、エンゲージメント率も20%向上させた」といった定量的な成果を示せることが、転職時の大きな武器になります。

第三に、AIと掛け合わせる専門性の深化です。
2026年の転職市場では「営業+AI技術」「コンサル+AI知識」「マーケティング+データ分析」など複合スキルを持つ人材への需要が加速しています。
デジタルマーケティングの専門知識に加えて、データ分析やマーケティングオートメーションなどの領域にAI活用を組み合わせることで、市場価値はさらに高まります。

相談者様はすでに実務でもAI活用による成果を出されているかと思いますので、その点は大きなアドバンテージになるでしょう。
ただし、企業によって求めるAI人材のレベルや専門性は大きく異なります。電通デジタルのような大手代理店では最先端のAI技術開発に携わる機会がある一方で、事業会社では自社ビジネスに特化したAI活用が求められます。

ウィンスリーでは、電通デジタル、アクセンチュア、サイバーエージェントをはじめとする主要企業との強固な関係性を持ち、AI人材としてのキャリアアップもサポートしています。
各企業が実際に求めているスキルレベル、面接での評価ポイント、年収交渉のコツなど、表には出ない情報も含めてアドバイスすることが可能です。
まずはお気軽にご相談ください。

回答者
宮崎洋(キャリアコンサルタント(国家資格))