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デジタル転職Q&A

2024.11.20

代理店でマーケコンサルを経験。今後は1stPartyDataを活用したマーケティングを手掛けたいと考えておりますが、事業者側へ転職するしかないでしょうか。

代理店にて、販促・プロモーションの領域で、広告のプロデュースや運用、キャンペーンやPRのほか、実店舗へのコンサルティングや自社ECのコンサルティングなど、幅広く経験してきました。

事業者側から提供いただいたデータに基づいての活動しかできず、今後はより1stPartyDataを活用したマーケティングを手掛けたいと考えておりますが、事業者側へ転職するしかないでしょうか。

ご相談いただきありがとうございます。
マーケティングコンサルタントとして幅広くご活躍されてきたものの、事業者より提供いただけるデータにも制限があり、より1stPartyDataを用いたマーケティング活動ができる企業への転職を検討されているのですね。

おっしゃるように、支援側の立場ではクライアントから提供されるデータにも限りがございますし、こういったデータがほしいという要望も叶わない場合が多々あります。
上記を解消するため、事業会社へ転職されるのも一案だと思います。

しかしながら、相談者様は今まで支援側で長くキャリアを歩まれて来られたわけですし、支援会社側のキャリアが途絶えてしまうのももったいないとお考えなのではないでしょうか。

会員データやPOS、購買データ等、1stPartyDataとして収集するようなデータと類似のデータを活用してマーケティングコンサルティングができる企業も一部ございますので、そういった企業にて支援側のキャリアを継続されるというのも良い方策だと考えます。

例えば、リテールメディアをもつ企業にて、小売のデータやメディアを活かして企業向けのコンサルをするのも一案だと思います。

代表例としては、伊藤忠商事やファミリーマートグループ、NTTドコモ、サイバーエージェントの資本が入っている株式会社データ・ワン社であれば、毎日1500万人の利用者がいると言われるファミリーマートのPOSデータ、1億人もの会員データを持つと言われるdポイント会員データや、伊藤忠商事のもつ広範な流通・小売業界とのネットワーク、サイバーエージェントのもつデジタル広告の運用ノウハウや販売網を駆使し、購買データを起点にオンライン×オフラインを駆使して広告配信を効率化・最適化することで売上の改善を図るアプローチを取っています。
データ・ワン社では個別の指標の改善に留まらず、売上の改善にピンを留めて活動できるところが面白みだと考えております。

相談者様のお考えやお気持ちなどを伺いながら、最適なキャリア検討のご支援をさせていただきたく考えております。
ぜひお気軽にご相談いただけますと幸いです。

回答者
針谷将幸(キャリアコンサルタント(国家資格))