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デジタル転職Q&A

2023.12.06

昭和的な営業軸でキャリアを積んできたのですが、40代半ばとなり今後のキャリアが不安です。どのような方向性があるでしょうか?

広告代理店やメディアで営業を20年以上続けており、いまは10名程度のデータ分析SaaSを販売している営業責任者です。

 

競合ツールも数多く出てきており商品の強みがなくなりつつあるため、転職を検討していますが、営業軸での転職先はあるのでしょうか?

 

経験値としては、エンタプライズ営業、人材マネジメント、データに関する課題解決力(開発経験はありません)です。

営業のみの経験は市場的にも今後厳しくなると想定されるため、どのあたりをアピールして転職活動し、どういったキャリアの方向性があるのかを教えていただきたいです。

自身のキャリア市場価値についてのご相談ありがとうございます。

これまで、広告代理店やメディア営業を20年以上続けられており、直近はSaaSプロダクトの営業責任者としてマネジメント経験もお持ちであると推察しました。

特に、経験値として「エンタープライズ向き合いのセールス経験がある」「データを活用した課題解決提案力」をお持ちとのこと、転職市場ニーズにマッチする印象を持ちました。

SaaS営業経験やデータを活用したコンサルティングセールス経験は、データ活用やDX化の時代背景からもニーズが増えており、最近ではAI活用も出てきておりますが、業界トレンドを理解されているかもポイントになってくると思います。また、エンタープライズ向き合いの経験があることもプラスに働きそうです。選考では大手のリードを獲得できるかどうかが即戦力観点での鍵になりそうですね。

総じて今後のご志向にもよりますが、大手SIer、総合コンサル、DXコンサル会社、AI SaaS提供企業、などいくつかご提案可能かと思います。

一方で、メディア営業という切り口だけでは厳しくなりつつある印象はございます。クライアントへの提供価値が仕組み化で売れてしまうスキルは少し転職市場では評価されなくなりつつあります。在籍企業のブランドや看板がなくても自身の付加価値をしっかり身につけて活躍してこられたかどうかは、選考時に確認されるポイントにもなりそうです。

まずは情報交換レベルから歓迎ですので、お気軽にご相談いただければ幸いです。

回答者
藤並克充(シニアコンサルタント)