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デジタル転職Q&A

2025.11.06

PwCのマネージドサービス部門が大規模採用中と聞きました。どのような仕事内容で、どんな人材を求めているのでしょうか?

転職活動中の31歳、コンサルティングファーム勤務です。最近、PwCコンサルティングがマネージドサービス部門を強化していると耳にしました。
昨年新設された部門とのことですが、従来のコンサルティングとはどう違うのでしょうか。
立ち上げ期の組織ということで、働き方やキャリアパスについても気になっています。

ご質問いただきありがとうございます。
PwCコンサルティングのマネージドサービス部門は、まさに今が最もエキサイティングな参画タイミングだと思います。

2024年7月に設立された部門でして、従来の「提案して終わり」のコンサルティングとは一線を画し、クライアント企業の一機能として戦略立案から業務執行まで一貫して伴走支援するという、新しいコンサルティングの形を追求している組織です。

マネージドサービスとは、地政学リスクの高まりや不確実な社会情勢の中で、企業がアジリティのある経営基盤を構築するために、PwCの多様なプロフェッショナルがスクラムを組み、クライアントの経営課題に応じてケイパビリティ・スキルを組み合わせ、戦略・企画の構想から業務の執行まで継続的にサポートするサービスです。

単なるBPOやアウトソーシングとは異なり、経営管理、テクノロジー、リスク・レギュラトリーの3つの領域で、PwCグローバルネットワークの58,000人を超える専門家の知見を活用できる点が大きな強みとなっています。

現在、この部門では大規模な採用を予定しており、セールスサイドとデリバリーサイドの両面で人材を募集しています。
特にマネージャー以上のアッパークラスの採用を強化しており、組織の立ち上げフェーズを一緒に創り上げていける人材を求めています。
Managed Service Consultant

セールスサイドは「ビジネスデザイン」と「ソリューションアーキテクト」の2つの役割があります。「ビジネスデザイン」では、クライアントの課題を特定し案件を創出する役割を担います。

「ソリューションアーキテクト」は、PwCグループの知見を活かした最適なソリューションを設計し提案する役割です。顧客の潜在課題まで紐解くコンサルタントとしての能力に加え、グローバルとの連携で先進事例を収集するための英語力、関係各所との調整能力、ビジネスケース策定のための係数管理能力、ファイナンス・法務リスクの知見が求められます。

一方、デリバリーサイドは「業務移行」と「業務執行」に分かれます。
「業務移行担当」は、受注した案件についてクライアントからの業務移管を計画・実行する役割で、深い業務知識、論点整理能力、プロジェクト推進能力が必要です。

「業務執行担当」は、移管後の安定的な業務執行体制を構築・管理する役割で、品質管理、タスク調整能力、継続的な業務改善を推進する能力が重要となります。
クライアント先に常駐するケースもあるため、顧客と近い距離で仕事を進めるためのコミュニケーション能力、課題発見・解決提案力も求められます。

働き方については、常駐案件は全体の一部で、リモートや自社オフィスでの勤務が多いのも魅力的です。

また、面接では応募者の経験を問うよりも、PwCのマネージドサービスが目指す姿を丁寧に説明し、相互理解を深める場としており、売上目標よりも個人の意思や思いを重視する傾向があります。

立ち上げ期の組織だからこそ、自分の考えや提案が組織づくりに直接反映される環境があり、PwCグローバルネットワークという強力なバックボーンを活かしながら、新しいサービスモデルを創造していくやりがいが得られるでしょう。

コンサルティング経験をお持ちで、従来の「提案型」から「実行・伴走型」へとキャリアを拡げたいとお考えなら、このマネージドサービス部門は絶好の機会です。

また、事業会社で特定業界・業務の深い知見をお持ちの方も、その専門性を活かせるポジションが用意されています。
組織の立ち上げフェーズを楽しめる方、クライアントと共に価値を創造していくことに情熱を持てる方にとって、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

ウィンスリーでは、PwCコンサルティングへの転職を検討されている方に、ポジション選びから面接対策まで、きめ細かなサポートを提供しています。
これまでのご経験やキャリアビジョンをお聞かせいただきつつ、最適なポジションのご提案や、組織文化へのフィット感についてもアドバイスさせていただきます。
ぜひお気軽にご相談ください。

※ご紹介している求人は2025年11月時点の募集求人です。時間経過と共にクローズになってしまうこともございますので、ご了承ください。
最新情報につきましてはお問合せください。

回答者
沼崎弘(シニアコンサルタント)