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デジタル転職Q&A

2024.08.23

大手広告代理店から内定が出ました。オファーレターをもらったのですが、やるべき仕事がレター上には記載がなくやや不安があります。承諾期限が決まっており進め方のアドバイスをいただきたい。

直接お声がけいただいた大手広告代理店から内定が出ました。
ただオファーレターには配属部署も未定、仕事内容の記載もなく、非常に不安があります。

人事側にももちろん質問はしますが、質問内容によって心象が悪くならないか、また承諾期限がかなり目先ですので延長交渉していいのか、など内定受託までの進め方や意思決定はみなさんどうされているのでしょうか?

大手広告代理店のご内定ですね。おめでとうございます!!

ダイレクトリクルーティング経由でのお声がけとは言え、エントリーからの書類選考・Webテストや数度にわたるご面接を経て実際に内定書を手になさって、これまでの選考プロセスを通過されてさすがにひと安心といったところだと思います。お疲れさまでした!

そういった中でまた新たな不安な事項が発生ですね。
内定からご入社までどういった段階でどのような確認をするべきなのでしょうか?
今回はこのあたりについて整理できればと考えます。

■「内定」は「入社」までの大事なプロセスのひとつ。承諾期限までに自身の確認事項は数多くあります
キャリア採用の実際の「入社」までの全体のプロセスにおいて「内定」は基本的に企業側が候補者に対して採用することを内定したということを意味しています。

私も実際に採用企業からのこういった書類をお預かりすることも多いのですが、それは「労働条件通知書」や「雇用契約書兼労働条件通知書」もしくは「採用通知書」だったり企業によって異なっています。

しかしながらそこに共通することとして、採用時の雇用形態(正社員や契約社員)およびその契約期間、職務内容(配属にかかわる事項)、就業時間、休日そして給与および福利厚生などのいわゆる入社以降の業務や待遇などの「条件」が必ず同時に提示されているものになります。
そういった新しい環境における多くの内容の中には表記上の言葉も含めてすぐには理解しにくい項目やイメージしづらい表現であると感じる項目が少なからずあるようです。
ともすればこういった状況の中で承諾期限までにその回答を迫られる、このようなことは避けたいものです。

■承諾まえの確認はとても大切。遠慮せずどしどし確認しましょう
ご自身が毎日勤務する環境や決まりごとにかかわることなのですから、不明点はなにもためらわずに直接どんどんお聞ききして当然ですし、多くの方がそうしています。

すでに採用は内定ということで社内の意思決定は済んでいますので、こういったことを確認して心象が~などということもありません。(伺い方にもよりますが)
またやむを得ない状況などでは承諾期限を変更していただける場合も皆無ではありません。
このあたりも必要があれば相談しても良いと考えます。

■そもそも提示条件を受け入れるまたは受け入れないという二択なのか
私共エージェントとしてこういった段階にて必要な要素のひとつに「年収の交渉」というものがございます(https://w3hr.jp/qa/vol-194/)。
このようにこの段階で提示された諸条件は就業規則のような項目は別ですが、おもに年収等の提示内容は文字通り現状での提示額といえます。

全く動かない場合もありますが、条件をさらに好条件としていただける場合も実際にございます。
面接時にこういったことを話題に出すのはほぼ禁句ですがこの段階では問題はございません。
交渉術を駆使して…のようなことはおすすめしませんが、自身として入社時の金額提示として納得のゆくものかどうかも入社後も責任感とモチベーションをもって取り組めるという意味も含めて大切な確認要素といえます。

■条件面だけでなく、業務内容をテーマにオファー後の面談の設定も
ご質問にございました「配属部署も未定、仕事内容の記載もなく~」は少々意外に思えるところもございますが、もしそういったことで少しでも認識をしたいという思いがあるのであれば、こういったことの確認を目的に改めて追加の面談をお願いしても良いのではないかと思います。

そういったオファー後の追加的(補足的)なコミュニケーシは採用人事サイドにとっても可能な限り設定いただけると考えて良いと考えますし、実際にそういった面談の設定はめずらしいことではありません。
大切な次のステージの業務内容です。自身に期待されていることへの解像度の高い認識をもって良いスタートをしていただくためにもぜひお聞きしてみてください。

こういったことはなかなかお一人では進めづらいものです。ご自身だけではなかなか知りえない要素もあるかもしれません。
そういった一つ一つのその方のご事情に合ったかたちでお役に立てることも、わたくしどもの大切な役割と考えています。

日頃より強い関係性や情報力そして幅広いネットワークにて皆様をご支援させていただいております、私どもウィンスリーへぜひお気軽にご相談ください。

回答者
T.K(シニアコンサルタント)