2024.08.07
25歳で3社目というのは一般的には転職回数が多いのでしょうか?転職活動をしていますが、なかなかうまく行きません…
専門学校を卒業後、学んだ専門性を活かせる分野の会社へ就職しましたがうまくいかず、一般企業へ転職しました。
頑張って経験を積んでいこうと思っていたのですが、1年も経たずに会社の業績悪化により転職せざるを得ない状況となり現在は広告代理店に2年ほど勤めています。
スキルアップのために転職活動をしていますが、短い在籍期間がネックとなり書類選考で見送りになることが多い状況です…
1社あたりどのくらい頑張ったら(在籍したら)良いのでしょうか?
また20代で3社目というのは一般的には、転職回数が多いと思われてしまうでしょうか。
ご相談有難うございます。
現在の転職活動ではやや苦戦されていらっしゃるのですね。
短期間での離職については、さまざまな理由があり、企業側もただ在籍期間だけを事務的に確認して判断しているわけではないと思います。
今回のご相談者様のように、業績悪化により退職を余儀なくされることや、ご家庭の事情、病気や怪我などが理由で離職となるケースなどもあると思います。
書類を確認する場合には、どのような理由によるものなのか…ということを確認した上で判断されることが多いため、もし不可抗力的な理由により離職となった場合には、履歴書や職務経歴書にその旨を記載いただくことをお勧めいたします。
25歳で3社経験しているということについて、どのように判断されるか…というご質問ですが、専門学校を卒業されているとすると、社会人歴としては5年ほどになるでしょうか。
その場合ですと、1社あたりの在籍期間は2年弱という計算になりますね。
確かにその期間だと、短いなという印象を持たれるかもしれません。
在籍する会社でその会社の事業を理解し、知識やスキルを習得して成果を出せるようになるまでは一定の期間が必要となり、社会に出て間もない方であればよりその期間を要するのが一般的かと思います。
そのような観点でみた場合に、在籍期間が短いと果たしてきちんと成果を出してこられたのか…ということは企業としては気になってくるところです。
数値化するのは難しいところですが、1社あたり3年程度、1年未満の離職を繰り返していないか…ということを目安として見ている企業はありそうです。るでしょうか。
ただ、単に在籍期間が長ければ良いわけではなく、自身に与えられた役割において努力し、成果を出されているか、成長されているのか…ということも非常に大切なポイントですので、職務経歴書にはこの辺りもしっかりと盛り込んでいただけたらと思います。
現在の会社には2年在籍されているということですので、この2年間でどのように成長して成果創出をされているか、しっかりとやり切ったと言えそうか…ということはぜひ確認していただけるとよいと思います。
今の会社ではスキルアップの余地はなさそうか、まだできることはないのか…ということも改めて確認して見てくださいね。
もちろん、転職回数や1社あたりの在籍期間について気にしない企業もありますので、
そういった企業に対して、ご自身の魅力をしっかりとアピールできるように準備できるとよいですね。