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デジタル転職Q&A

2023.09.18

金融機関でデータサイエンティストをしています。データ量は膨大ですが、利活用のスピードが非常に遅いため、広告代理店かコンサルへの転職を検討しています。

大学院時代からデータサイエンスの研究を行い、そのまま大手金融機関にデータサイエンティストとして就職しました。
整備されていないデータも数多くあり、それらの分析は非常にやりがいがあるのですが、そのデータの利活用がほとんどできていない、うまく利用されているのか全く見えないです。

ダイレクトに自身の分析がサービスに反映されるような環境を求めていまして、コンサルや広告代理店がいいのかなと思っています。
事業会社から支援会社へのハードルも高いと聞きますし、アドバイスをいただければ幸いです。

ご相談誠にありがとうございます。
データサイエンティストとしての転職ニーズは以前にも増して高まっていると実感しております。
コンサルや広告代理店はもちろん、事業会社でのポジションも多く出てきていると実感しております。

そんな環境下で今回は、事業会社から支援会社へのチャレンジということですね!

おっしゃる通り、事業会社から支援会社へのハードルが高いと言われてる理由として、立場や関係各所が異なってくるため、仕事に向かうスタンスが異なってくることがまずよく言われます。

具体的には、事業会社ですと社内メインであったり、提携先とのやり取りのみであったのが、支援会社(コンサルファーム、Sier、広告代理店など)ですとクライアントが事業会社であることが多くなるため、コミュニケーションのスタンスやニュアンスが大きく異なってくることはキャリアチェンジされる上でもハードルとなるかもしれません。

一方、支援会社であるメリットとしては、年収が事業会社と比較して高めであることに加えて、クライアントに寄り添いながらも幅広く経験値を積めるメリットも上げられます。
その点は、実力をつけたい、経験値を上げたい、もっと成長できる環境に身を置きたい、といった転職ご希望のある方にはやりがいも大きい環境になるかと思います。

今回、「整備されていないデータも数多くあり、それらの分析は非常にやりがいがあるのですが、そのデータの利活用がほとんどできていない、うまく利用されているのか全く見えないです。」とご相談いただいておりますので、

その点ではよりデータ活用を進めていきたい、データ活用をより一段進めてビジネスに変化をもたらしたい、変革意識の高いクライアントと接点を持てる可能性は高いと思います。
当然、分析のみならず、その先にどう繋げるかがお仕事のポイントになってきますので、支援会社へのチャレンジは転職ご意向にもマッチしている可能性が高そうですね。

今回ご相談の背景や経緯、詳細ご経験をお伺いさせていただきながら、最適な企業様をご紹介できればと思っております。
ぜひ転職のご相談をお待ちしております。

回答者
藤並克充(シニアコンサルタント)