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デジタル転職Q&A

2023.09.13

コンサルティングファームから電通へ転職したいと思っています。選考基準も高いイメージなのでアドバイス頂きたいです。

広告代理店からコンサルティングファームに転職し2年ほど経ちます。
仕事のやりがいもあり、上流の仕事を理解はしていたものの、やはり最後まで責任をもってクライアントと伴走していきたいと思うようになり、元の代理店への再転職を考えています。

電通のIGPの考え方にとても共感したため、特に電通が気になっています。
選考基準も高いイメージなので、アドバイス頂けると幸いです。

電通は今も昔も変わらず広告業界のリーディングカンパニーです。IGP(Integrated Growth Partner)を標榜し変化し続ける電通は、近年さらに人気が高まっている印象です。毎年何千人もの入社希望者が殺到するため、その選考基準もかなり高いものになります。

IGPとは、複雑化・高度化する企業課題に対応するために電通が掲げる新たなコンセプト/ビジョンのことです。

これまで電通が担ってきた広告やマーケティング領域を越え、幅広い分野のテクノロジー、アイディア、実行力を総合することで、企業課題をより高度で持続可能な形で解決することを目指します。
人・情報・経済・文化それぞれの動きを捉えながら顧客企業の成長をサポートし、ビジネス全体の成長に貢献していきます。

それでは、どのような方が電通への転職を実現するのでしょうか。
ポイントはいくつもありますが、特に重視される下記の3点についてお伝えいたします。

・IGPに共感する人材
電通はIGPを標榜するだけでなく、本気でその実現に取り組んでいます。
そのため、IGPに共感し、その実現に熱意と行動力を持って推進できる人材を求めています。

・クライアントが抱える課題を発見し解決できる「専門性の高い」人材
中途採用は即戦力採用となりますので、専門性の高い人材が求められます。
広告代理店でマスメディアとデジタル領域の両方の経験がある方は一定の評価が得られます。
どちらかが不足している方も、キャッチアップする姿勢があるか、キャッチアップするために具体的に行動していることは何かが評価のポイントとなります。

また、最近では、クライアントが抱える課題を発見し解決した経験のあるコンサルティング会社出身の方も採用されているようです。

・クライアントが抱える課題を発見し解決する「熱意と行動力のある」人材
上記の通り、専門性の高い人材が求められますが、それだけでは十分ではありません。
お客様の経営層や社内上層部、パートナー等を巻き込みながらも、何としてもクライアントの課題を解決するという熱意や行動力のある人材が求められます。
気概だけでなく、現職において実際にそのような経験、実績があるかどうかも重視されます。

上記3点が面接で重視されるポイントになりますが、他にもいくつものポイントがあります。

電通への転職を実現するには、スキルとマインドの両面が必要となります。
ご興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。

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回答者
沼崎弘(シニアコンサルタント)