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デジタル転職Q&A

2023.05.26

アクセンチュアソングのデジタルマーケティングコンサルタントについて

アクセンチュアソングが広告代理店的なマーケティング領域に進出しているそうですが、デジタルマーケティング領域を担当するポジションとしては「デジタルマーケティングコンサルタント」が該当するのでしょうか?
また、当ポジションの概要や採用要件などについても教えていただきたいです。

ご質問いただきありがとうございます。

アクセンチュアではソング本部を中心に、メインの事業であるコンサルティング領域の知見を活かしつつ、従来広告代理店が担ってきたようなマーケティング領域にも積極的に進出しています。その一環として、マーケティング会社のIMJ、クリエイティブエージェンシーのDroga5、デザインスタジオのFjordを吸収合併したニュースは記憶に新しいかもしれません。

アクセンチュアとアイ・エム・ジェイの合併のお知らせ | Japan (accenture.jp)

Droga5 Tokyo開設によるクリエイティブ支援強化 | アクセンチュア (accenture.com)

アクセンチュア インタラクティブ、日本でのデザイン機能を強化 | Japan (accenture.jp)

ご指摘の通り、アクセンチュアソング内のポジションであるデジタルマーケティングコンサルタントは、デジタルマーケティング領域の施策を担う中心的存在です。
ただ、広告代理店が主軸としているデジタル広告領域ではありません。

顧客体験(CX)を軸とした顧客接点の全体設計や、マーケティング施策設計、ロイヤルティプログラム設計などが具体的な業務内容です。

代表的な支援事例としては、大手食品会社の新規事業推進部において新規D2Cビジネスを成功に導いた事例があります。戦略策定から顧客体験設計起点での商品・ブランド開発、マーケティング戦略、オペレーションなどを一気通貫で総合的に支援したことで、大企業のD2Cビジネスにおける数少ない成功事例となりました。
こうした先駆的な事例に取り組める点は当ポジションの大きな魅力と言えます。

必須要件は出身業界によって様々ですが、業界ごとに分けるとたとえば以下のような経験が求められます。

・総合広告代理店やデジタルエージェンシー:メディアプランニング経験、データ分析・システム開発経験、高度な広告運用経験、オウンドメディア最適化支援
・コンサルティング会社:デジタルマーケティング支援
・事業会社側:B2B・B2Cデジタルマーケティング実務、EC運営経験
・マーケティングテクノロジーベンダー:コンサルティング、CSM経験
・媒体社:データ活用部門での広告主・エージェンシー支援経験 など

こうした業務を3~5年以上経験していると選考もかなり通りやすいでしょうが、いわゆる広告代理店の広告営業や広告運用の方はスコープ外となります。

また、ウィンスリーでは無料の「転職診断」サービスも用意しておりますので、こちらもぜひご活用ください。
※ウィンスリー独自の診断となり、本選考には影響ございません

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アクセンチュアソング|デジタルマーケティングコンサルタント

※ご紹介している求人は2023年5月時点の募集求人です。時間経過と共にクローズになってしまうこともございますので、ご了承ください。

回答者
宮崎洋(キャリアコンサルタント(国家資格))