2022.08.01
ビズリーチでのダイレクトスカウトは、きちんと経歴をみてアプローチ頂けているのでしょうか?
20代後半で、ネット専業代理店のWEBマーケコンサルに従事しています。
ビズリーチからのダイレクトスカウト(企業人事からの直接メール)をかなり頂いて、10社ほど応募しましたが、書類を送るとNG、もしくは一次選考で見送りとなってしまいます。
フィードバックもなく自分がNGとなる原因がわかりません。
ダイレクトスカウトは自身の経歴をきちんと見てスカウトいただいている訳ではないのでしょうか?やはり転職エージェントを使うほうが良いのでしょうか?
ネット専業代理店でWebマーケティングの業務に携わっていらっしゃるとのこと、
この領域については非常にニーズも高いですし、ご相談者様のご経験やスキルがベースとなって
おそらくたくさんのスカウトが届いているのだと思います。
最近は、企業が直接スカウトするダイレクトリクルーティングが活発になってきていますが、ご相談者様のように、スカウトが来たから応募してみたけど選考に進めない…というお話もよく聞きます。
企業がどのような状況で候補者の方にスカウトメールを送っているかというと、自社の人材要件に“近しいと思われる”という、大まかな判断のもとに実施していることが多いように思います。
“マッチしている”ではなく、“近しい”というのが正しい理解だと思います。
採用活動で多忙を極めている人事担当者も多く、なかなか一人ひとりの細かいプロフィールをチェックした上でスカウト活動をするような時間を作れないのが現状です。
また、採用目標を達成するためには一定数の応募を獲得する必要もありますので、必然的に、広い範囲でスカウトメールを送ることになってきます。
このため、スカウトを受け取る側としても、ここで過度に期待をせずに、選考に向けてしっかりと準備や対策をすることが必要です。
職種や業務内容をきちんと理解した上で、ご自身の経験やスキルがその会社でも再現できそうか…ということを分析することが大切だと考えます。
またもうひとつ重要なことが、その企業が掲げるビジョン、ミッション、バリュー等に共感できるかということです。
企業側としても、単に経験・スキルだけではなく、会社や事業の成長のために一緒に頑張ってくれる人材を求めていますので、ご自身の価値観が応募を検討する企業とマッチするかということも事前に分析しておく必要がありますね。
ダイレクトスカウトは手軽に応募できるきっかけではありますが、選考は通常のステップとなりますので、事前の対策が肝になってきます。
もし、ご自身のみで事前対策(自己分析・理解、企業分析、職務内容の詳細把握等)が難しいと感じるようでしたら、エージェントのサポートを利用されてみても良いのではないでしょうか。