2022.02.22
単なるデジタル化ポジションもDX求人と定義されていることが多く、DXの定義は各企業あいまいなのでしょうか?
現在中堅デジタル系広告代理店にて広告運用をしています。
DX系職種に転職を検討しており、エージェントの方から求人票を頂いたのですが、DXの定義がかなりバラバラで、単なるアナログのデジタル化をするポジションも見受けられます。
各企業の求人もこのあたりのDXの定義はバラバラなのでしょうか?
現状を知りたいので教えて下さい。
- 業界:広告・PR
- 職種:デジタルマーケティング
- 役職:マネージャー
たしかに、広義な意味でDXという言葉が利用されているケースが多いですね。
DXとはどのような定義に基づいたものなのか。
実は3つのプロセスに分類されていることはご存知でしょうか。
「デジタルトランスフォーメーション(DX)」は3つの段階に分けられていて、まずはじめに「デジタイゼーション」、そして次に「デジタライゼーション」というプロセスがあります。
・デジタイゼーションとは
これまでアナログで行ってきた業務をデジタル化すること
・デジタライゼーションとは
個別の業務や製造プロセスをデジタル化すること
そして、この2つのプロセスの後にデジタルトランスフォーメーション(DX)となります。
経済産業省が発表している「DXレポート2 中間取りまとめ(概要)|経済産業省」によると
“組織横断/全体の業務・製造プロセスのデジタル化、 “顧客起点の価値創出”のための事業やビジネスモデルの変革”とされています。ビジネスそのものをデジタル化することがデジタルトランスフォーメーションというプロセスにあるとされています。
3つのプロセスをまとめてDXと定義もされているので、企業によって捉え方や定義に違いが出てきているのだと思います。また、企業側でも明確にできていないケースもあるかもしれません。
このため、単に求人票の情報だけで判断するのではなく、その企業におけるDXの定義がどのようなものなのか、どのプロセス段階にあるのか、どのようなDXの取り組みを検討しているのか…
といった求人票には記載のない背景を知ることが大切です。
私たちエージェントは、表には出てこない情報も加えてお伝えすることができますので、
そのようなときは是非エージェントを活用してみてください。
特に、デジタルマーケティング&DX専門の我々ウィンスリーは、数多くのDX案件がありますのでお気軽にお問い合わせください。
■関連求人
DX関連求人一覧