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デジタル転職Q&A

2023.05.10

地方銀行に勤務。DXや組織改革など前向きな企業体質ではないので、自身のキャリアを考えると選択肢が多い首都圏で働いた方がいいか迷っています。

地方銀行に勤めています。
法人営業で一定以上の実績を出していますが、これから先もこの環境で働いていくことでいいのかと自問自答をしています。

土地柄としては大手の工場はいくつかあるので就職先はあるものの、基本的に若い人は都会に出ていきます。
DXや組織改革ということに前向きな企業体質ではなく、いままでの成功体験でマネジメントされているため、自分が効率の良い方法で実績を上げても、その方法を採用することにネガティブな感じがあります。

この地方が好きなので関わっていきたいと思う一方で、自分自身のキャリアを考えると選択肢が多い首都圏で働いた方がいいのかもしれないと悩んでいます。

地方銀行で法人営業として一定以上の実績を出しているということは、ご相談者様の能力や経験は非常に高いと思われます。
しかし、おっしゃるように、企業体質がDX改革に前向きでないということで、今後の成長やキャリアアップに繋がるような環境ではなく、また、直近にその環境が変わるとは言い切れないということなのですね。

まずはご自身がどのようなキャリアを望んでいるか、将来のビジョンを明確にすることが大切です。
首都圏で働いた方が、選択肢が多くキャリアアップにつながる可能性があると思われる一方で、地方銀行に勤めることによって地元に根付き、地域に貢献することができるという魅力もあります。

転職を考えるなら、例えば、取り扱う種類が異なっても法人営業の軸で探す、今までの経験を活かして金融機関の支援をしていく、もしくは、地元に根付いた企業や地方公共団体など、地域に貢献できる職場も選択肢に入れてみるなども考えられるでしょう。
それぞれメリットもデメリットもありますが、現時点の状況だけでなく、将来的な自分自身のキャリアアップに繋がるような環境を選択したいところです。

自分自身が望むキャリアとライフスタイルに合わせて、選択肢を検討されることをお勧めしますが、一人で考えるだけではなく、コンサルタントと話をすることでご自身の気持ちを見つめなおすこともできるかと思いますので、お気軽にご相談ください。

回答者
小林ふみえ(シニアコンサルタント)