2023.01.31
アクセンチュアソングのストラテジックコミュニケーションデザイナーについて
アクセンチュアソングが広告代理店的なマーケティング領域に進出しているようですが、ストプラ的な職種としてはストラテジックコミュニケーションデザイナーが該当するのでしょうか?
また、当該ポジションの概要や魅力などについても教えていただきたいです。
アクセンチュアソングのストラテジックコミュニケーションデザイナーに関するご質問ですね。
おっしゃる通り、アクセンチュアは近年、マーケティング会社のIMJ、クリエイティブエージェンシーのDroga5、デザインスタジオのFjordを吸収合併するなど、従来広告代理店が担ってきたようなマーケティングやクリエイティブ領域の案件獲得・実行に関して積極的な動きを見せています。
・アクセンチュアとアイ・エム・ジェイの合併のお知らせ | Japan (accenture.jp)
・Droga5 Tokyo開設によるクリエイティブ支援強化 | アクセンチュア (accenture.com)
・アクセンチュア インタラクティブ、日本でのデザイン機能を強化 | Japan (accenture.jp)
その中で特に重要な役割を担っているのがアクセンチュアソングであり、BtoC向け案件はソング本部が一手に引き受けています。
ご指摘の通り、ソング本部のストラテジックコミュニケーションデザイナーは総合広告代理店のストプラ的なポジションにあたり、実際に代理店出身のバックグラウンドを持った方が多く活躍されています。
ストラテジックコミュニケーションデザイナーはアクセンチュアソング内の3つのチームのうちいずれかに配属され、それぞれ業務の詳細が異なります。
1つ目はMarketing Strategyであり、ビジネスの成果創出に向けて企業のマーケティング変革をリードし、マーケティングコミュニケーションの戦略策定や実行支援を行います。ストプラ職に最も近しいのはこのチームと言えるでしょう。
2つ目はCommunication Planningであり、フルファネルでのIMC戦略策定やプランニング、実行管理、コアコンセプトの開発、コンテンツ・キャンペーン企画などを行います。Marketing Strategyチームが策定した戦略のエグゼキューションに関わるチームとも言えます。コンテンツプランナー、クリエイティブプランナーなどが近しい職種と言えます。
3つ目はMediaであり、マス・デジタル広告の戦略、メディアプラン立案、実行管理、オウンドメディアの最適化・オウンドプロモーション立案、CRM戦略/SNS戦略立案などを行います。マス・デジタル広告領域のプランナーやアドテクの専門性を持つ方にフィットするはずです。
魅力としては、携われる領域・規模感が広がる点が挙げられます。例えば代理店では、コミュニケーションマーケティングのような単一領域のスペシャリストとしてキャリアを積む傾向がありますが、アクセンチュアソングであればより俯瞰的に、ビジネス全体を踏まえた課題発見や解決に携われます。
また、経営層と対峙し、ビジネスの根幹に関わる施策を構想・実行できる点も魅力と言えるでしょう。
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