2025.04.18
アクセンチュアソングのカスタマーテックアドバイザリー&戦略コンサルタントについて興味があるのですが、わかりにくいので教えてください。
元々SEとして4年働いてPMとして2年働きましたが、ビジネススクールに通ったことをきっかけにビジネスコンサルタントに転身しました。
現在転職活動中で、アクセンチュアソングが気になっています。
その中でも自分の経歴を活かすにはカスタマーテックアドバイザリー&戦略コンサルタントが良いような気がするのですが、ホームページを見ても今ひとつ理解できません。
その点教えてもらいたいのと、本当にフィットするのか教えて欲しいです。
ご質問ありがとうございます。
アクセンチュアのSong本部、特に「カスタマーテックアドバイザリー&戦略コンサルタント」のポジションについてご説明しながら、あなたのご経歴とのフィット感についてもお伝えいたします。
■アクセンチュアSong本部とは?
アクセンチュアのSong本部(旧・インタラクティブ本部)は、ToC企業の「顧客体験(CX)」を中心とした変革を支援する部門です。
ブランド、マーケティング、デジタルプロダクト、サービスデザインなどに強みがあり、いわゆる“Creative×Technology×Business”を一体で提供しています。
■カスタマーテックアドバイザリー&戦略コンサルタントとは?
このポジション、確かに分かりにくいです。
簡単にいうと、テクノロジーコンサルタントに分類されると思いますが、ビジネス視点とIT視点を融合し、CX(顧客・従業員体験)向上に向けた戦略を描きつつ、現場での実行支援も担う“橋渡し”のような立ち位置です。
顧客接点(カスタマージャーニー)に関わるテクノロジー導入・活用を通じて、クライアント企業のビジネス成果最大化を支援する役割です。
主に以下のような領域が含まれます:
・顧客の課題に対してどうテクノロジーを活用するのかを検討
・CRM/MA(マーケティングオートメーション)/CDP(カスタマーデータプラットフォーム)導入や活用支援
・カスタマー体験向上を目的とした業務設計や戦略立案
・テクノロジー選定(Salesforce/Adobe/treasuredata/serviceNow/Oracle/snowflakeなど)やアーキテクチャ設計
・データを活用したマーケティング/セールス高度化の支援
Song本部のカスタマーテックコンサルの特徴であり、通常のテクノロジーコンサルタントとの違いでいうと、以下のようなポイントがあります。
・ToC 向けの戦略実行に必要なテクノロジーをメインとしていること
・現場の従業員が実際に使えるのか? 機能するのか?にこだわる
・今のシステムとの相性が良いのか? も具体的に検討する
■あなたのご経歴とのフィット感
◆SEとしてのご経験(4年)
技術的な基礎力・開発や導入の知見は、カスタマーテック領域のコンサルタントにとって大きな強みになります。
特にCRMやマーケティング基盤に関するプロジェクトに関わった経験があれば、さらにマッチします。
◆PMとしてのご経験(2年)
プロジェクト管理能力、チームリード、クライアントとの折衝経験は、コンサルタントとしての即戦力になります。
◆ビジネススクール+ビジネスコンサルタントとしてのご経験
戦略思考、分析スキル、ビジネス全体を俯瞰する視点は、戦略立案や上流フェーズで非常に活かせます。
Song本部は「ビジネスコンサルティングの経験を持ちつつ、クリエイティブや顧客接点に関心があり、テクノロジーも理解している」ハイブリッド人材を求めているため、あなたのようなご経歴はまさにフィットする可能性が高いです。
■まとめ
相談者さまのキャリアは、テクノロジーとビジネスの両面に精通しており、「カスタマーテックアドバイザリー&戦略コンサルタント」の役割に非常にマッチしていると思います。
特に「技術と戦略の橋渡し」に興味がある方には最適なポジションです。
もしまだ不安があるようであれば、実際のプロジェクト事例や、社員インタビュー記事などをご覧になると、より具体的なイメージがつかめるかと思います。
また、選考プロセスの中でカジュアル面談などを活用し、疑問を直接聞いてみるのもおすすめです。
ご希望であれば、職務経歴書や面接対策についてもアドバイスいたしますので、お気軽にご相談ください。