2025.01.21
SEOに特化したキャリアを歩んできましたが、SEOに限定せずよりゼネラルにマーケティングをしていきたいです。どのようなプロセスが良いでしょうか?
SEO分析を強みとする会社にて、SEOコンサルタントとして新卒から5年勤めてきました。
現在の会社ではSEOに関することしかできないため、転職してより広範なマーケティングの知見を身に着けていきたいのですが、どのように進めていくのがよいでしょうか?
- 業界:IT・インターネット・通信
- 職種:デジタルマーケティング
- 役職:現場・リーダー
ご相談いただきありがとうございます。
ご認識の通り現職でSEO以外の知見を伸ばしていくのは難しい環境かと思われますので、どのような企業に転職すると、マーケティングの領域を広げていけるかについてアドバイスさせていただきます。
①事業会社のマーケティング部門へ転職する
事業会社では、かなり大所帯で分業が進んでいるごく一部の企業を除き、ゼネラルにマーケティング活動ができるポジションが多くございます。
・オンライン・オフラインプロモーション施策の立案と実行
・顧客分析や営業担当へのヒアリング、商材へのFB
・費用対効果を考慮したマーケティング戦略の立案
などを当事者として経験できますし、ご経験のあるSEOの知見を活かしながら即戦力として成果を出しつつ、周辺領域の知見獲得をしていくというようにバランスを取りながら成長していくことを叶えやすいです。
ただし、よりゼネラルに知見を身に着けていくためには、訴求対象がToBなのかToCなのか、マーケティングにかける予算や組織体制、プロモーション手法の相性などが大きく関わるため、上記の観点を考慮しながら選択いただけると良いかと思います。
②より幅広い支援手法を持ったマーケティング支援会社へ転職する
支援会社では、様々な業界のクライアントに対してマーケティングコンサルティングを行うことができるため、顧客の多様なニーズを叶えていく過程で幅広く知見を得ることができます。
SEOの知見を活かしつつ、以下のようなスキルを身に着けていけると良いかと思います。
・STP分析
・顧客行動分析
・カスタマージャーニーの設定
・広告運用(リスティング、ディスプレイ、SNS、アフィリエイト、動画等)
・SNSアカウント運用
・CRM
幅広い支援手法を持ったマーケティング支援会社にて、上記のような手法を次々と身につけられるような企業選びをされると良いかと思います。
広告運用の知見はマーケティングキャリアを歩むうえでとても重要であることと、未経験・微経験からのチャレンジも歓迎している企業も多いため、まずは広告運用を身につけることをおすすめします。
ただし、分業してそれぞれの領域のスペシャリストとなることを求める企業も多くあるため、注意が必要です。
ウィンスリーでは、採用企業様とのコネクションも強く、それぞれの会社でどのようなキャリアパスを描けるか等、日頃から情報収集を行っております。
お気軽にご相談いただけますと幸いです。