サイト全体を検索

  • TOP
  • デジタル転職Q&A
  • 28歳、大手広告代理店の営業です。転職すべきか残るべきか悩んでいますが、フラットに相談できる場所があれば教えて欲しいです。

デジタル転職Q&A

2024.11.19

28歳、大手広告代理店の営業です。転職すべきか残るべきか悩んでいますが、フラットに相談できる場所があれば教えて欲しいです。

新卒で大手広告代理店に入社し、営業職6年目です。
仕事も楽しく会社も居心地が良いのですが、強みになるスキルがついているか非常に不安です。

フラットにキャリアの相談をしたいのですが、人材エージェントですとどうしても転職の話もなりますし、社内ですとフレッシュな情報もないという状況です。
良いサイトや動画、相談場所などあればアドバイスいただきたいです。

キャリアの事をプレーンに相談できる環境や建設的に会話できる相手って周りにほとんど存在していないですよね。

相談できる(できそうな)相手や機関が在ったとしても、話の内容はその方の思い込みや固定概念にまみれていて客観性や市場性に乏しいし、どこにでもあるような概論的なことに終始していて、相談して何か掴めた様な気にはなることはあるものの、結局は自分自身のケースや思いにはそぐわないし、何よりも未来のキャリアのアドバンテージ確保につながる様な話にはなっていなかった…なんてことがほとんどではないかと思います。

いまは本だけではなくYoutubeやネット記事やブログなどのコンテンツなどでもその様なテーマを扱っているものが沢山ありますが、そもそも玉石混交(おまけに石の方が多いですよね)であり、これらから自分自身のケースや思いにフィットするものを見つけ出すことが容易では無く、結局は本質的な理解を深めて行くには不充分なことが多いのではないかと思います。

それっぽい会話をしたことで、またはそれっぽい情報に触れたことで醸し出される雰囲気やムードから解釈できたという思い込みのまま進んで行くと、自己理解や市場理解がまったく深まることなく結局モヤモヤを残したまま転職活動に入り、転職先が決まったとしても納得感を伴わないことからさらにモヤモヤが募っていくなんてことが普通にありえます。
※実際にそういう状態に陥ってからウィンスリーに相談を持ちかけてくる方が非常に多いです!

特に初めての転職検討(キャリア検討)ということですと、人生で初めて自分の人生に関するリアルなディシジョンを自分自身で行う機会となるケースがほとんどなので、なおさらシッカリ相談して自己理解を深めながら検討したいですよね。

おっしゃる通り人材紹介エージェントに相談すれば「じゃ、すぐ転職しましょう!」「沢山エントリしましょう!」「すぐに応募しましょう!」と、候補者側の話もろくに聴かずに(←候補者の方の人生を第一に寄り添っているエージェントが残念ながら多いので)多くの求人票を提示してきて、とにかくやみくもに転職をあおってきます。

人材紹介業は、本来は日本の未来にとっても意義がありとても重要な業界のひとつではあるんですけど、実態としては下記の記事①、②にある通りエージェントが先述の様なスタンスでコミュニケーションしてくることが横行している、まだまだ非常に残念な業界でもあるんです。

記事①:ビズリーチに登録したところ月に200通以上スカウトメールがきます。どのように転職活動を進めていけば良いでしょうか?

記事②:行きたい会社が特にないのであれば、可能性がある企業は全て受けた方がいいと言われました。数を受けながら転職の方向性を決めていくべきなのでしょうか?

でも、そうじゃないですよね。

転職は、自分自身の(場合によってはご家族も含めた)人生の転機の話なので、自身の経験・スキル・実績を市場性の観点で把握し、マーケットのトレンドを見極めながら、未来のキャリアのアドバンテージを確保していく道筋について、情報取集や会話やディスカッションを通じてシッカリと解像度を上げて行きたいというご意向ですよね。

ウィンスリーの全てのコンサルタントは、下記の記事③の通りそういったご意向をお持ちの皆さんを尊重し寄り添いながらご支援させていただいておりますが、

記事③:ウィンスリーはただ企業紹介をするだけの他のエージェントと異なるということで知人より勧められました。具体的な強みを教えてください。

こういったスタンスのエージェントを探していくという方法論もあるかと思いますし、さらに瀧島の場合はウィンスリーとは別の営みとして(転職エージェントという立ち位置ではなく)独自のブランドを立ち上げて完全中立的なスタンスでのキャリアコンサルテーション・メンタリング・コーチングなどを提供しており、色々な方からテーマを限定しない様々なご相談を受け付けていますが、この様な取り組みを個人的にしているヘッドハンターや元業界経験者もいますので、そういった方をネットなどで探して相談してみるのも良いかと思います。

回答者
瀧島一郎(キャリアコンサルタント(国家資格))