住宅メーカーで営業をしていますが、このまま家を売り続けるキャリアに不安を感じています。不動産での経験を活かせる選択肢はあるのでしょうか？

ご相談ありがとうございます。
不動産業界での営業としての経験を積み重ねてこられ、その中で現状に疑問を抱き、次のステップを考え始めておられるのですね。

不動産での営業経験は、長期的な信頼関係を必要とすることから、他業界でも大いに注目されています。
特に無形商材の営業職や、コンサルタントに求められる素養だと思います。大きく言うと、3つの選択肢があると思います。

1. 不動産インダストリーのコンサルタント
これまで培ってきた営業のスキルを活かしつつ、物件の販売に留まらず、クライアントに対してより総合的なアドバイスができるポジションです。
またコンサルタントとしての広がりがあるキャリアに乗ることができるのも魅力です。
ある一定以上は忙しい業種ではありますが、原則として土日休みの勤務形態になります。
プライベートの充実にもつながります。

2. 不動産テック（PropTech）企業への転職
近年急速に成長している不動産テック分野で、あなたの業界経験は大きなアドバンテージとなりえます。
例えば、テクノロジーを活用した物件紹介や管理ツールの開発・提供など、住宅営業とは異なる新しい価値を提供することで、より広範な知識やスキルを身につけることができます。
テクノロジーという要素を新たに入れることができ、それはテクノロジー領域の営業というキャリアにも繋がります。土日が休みの企業がほとんどだと思います。

3. その他事業会社での営業職
上でも触れた通り、不動産での複雑な説明、長期的かつ深い信頼関係、を必要とする営業経験は、無形商材で単価の大きい商材に対しても活用できるため、広く可能性があると思います。

よく、未経験でもコンサルタントになれるのか？という質問を受けますが、可能です。
特に長期的に育成することを重視する企業でスタートを切られることをお勧めしています。

例えば、不動産領域のコンサルティングに強く、コンサル経験のない未経験に対しての育成に力を入れていて、定評のある企業としてリブ・コンサルティングがあります。

参考までに求人を添付しておきます。
リブ・コンサルティング/住宅・不動産業界【経営コンサルタント】コンサル未経験可

※ご紹介している求人は2024年9月時点の募集求人です。時間経過と共にクローズになってしまうこともございますので、ご了承ください。