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デジタル転職Q&A

2020.05.20

新型コロナ影響で会社業績悪化。最悪の事態に備えてキャリアパスの可能性が知りたい!

大手ネット専業代理店を経て、現在は知人が経営するベンチャー企業の役員をしています。

法人向けWEBマーケティング運用のチーム育成・統括、バックオフィス全体の管理等、幅広い領域を担当していますが、新型コロナの影響で旅行関連のプロモーション売上が減り、会社としても厳しい状況に…。

 

今後最悪の事態を想定して転職も視野に情報収集を始めました。

管理職としての業務が増えている現状をふまえ、これから転職する場合にどのようなキャリアパスがあるか気になっています。

現場での広告運用業務も離れつつ、かつ業界が特化していることや、30歳後半という年齢や立場でも募集があるのでしょうか。

リスティングコンサルタントやセミナー講師などの経験もあるのですが…。

新型コロナの影響も含めて、想定されるポジションや業界、役職や年収等全般で情報を知りたいです。

まず、年齢や役職が上がるにつれ、即戦力求人が増えるため選択肢が減っていくのは事実です。
この悩みは、メンバークラスから着実に実績を作ってマネジメント職についておられる方はどなたも共通する点でもあるかと思います。

矢島さんの場合は、これまでWEBマーケティングに軸足を置いて一貫してその中でステップアップしているため、その領域でのプロフェッショナルを希望する採用企業からのニーズは高く、紹介先も色々とご提示できると思います。

とはいえ、現在のベンチャー企業での事業領域(業界特化型のプロモーション)が狭かったりすると、企業の採用ニーズと合致しにくいケースも多々ございます。
それに加え年収も高いとなるとなおさらハードルが上がるため、それも選択肢を狭める理由になっていたりします。
そのため、何を重視して(ご自身のライフステージや働き方、キャリア感など)転職されるかを見極めることが重要になってきます。

今回のように予測してなかった事態が起こり資金繰りに苦しむ企業は多いでしょうし、積極的なプロモーションを控える企業も多く出てくるでしょう。
採用環境も同様です。だからこそ、私たちのようなヘッドハンターと密に連携を取り、最善の選択肢を選べるように日頃から情報収集をされるのはすごく大事なことだと思っています。
弊社にも日々クローズ案件が入ってきており、公にできないポジションもございますので、まずは可能性あるポジションからご検討いただいても良いかもしれません。

それなりの役職者ともなれば転職活動は数ヶ月とそれなりに時間もかかるものです。
また、意外に思われますが、転職活動は決してネガティブなものではなく、活動を通じて自身のやりたいこと、新たな気づき、他社の面白い事業や面白い人事制度、魅力的な人達と出会えるチャンスでもあります。決して悲観することなく、ポジティブに活動しながら後悔しない転職活動にされてはいかがでしょうか。

回答者
藤並克充(株式会社ウィンスリー ヘッドハンター)