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2023.09.26

企業の人事からの直接スカウト!スカウトメールから転職活動をするメリットデメリットとは?

企業の人事からの直接スカウト!スカウトメールから転職活動をするメリットデメリットとは?
多くの企業・業界で人材獲得競争が激化する中、企業側から求職者側へのアプローチであるスカウトメールを活用した採用手法が広がっています。

スカウトメールによって企業との接点を持てる反面、スカウトメールをはじめとするダイレクトリクルーティングは、転職活動にとって良いことばかりではありません。

そこで本記事では、スカウトメールを利用して転職活動することにどのようなメリットやデメリットがあるのかを中心に解説します。

スカウトメールとは?

スカウトメールとは、登録型転職サイトなどの人材データベースから企業が欲しい人材のスキル・経験・年齢などを絞り込み、該当する候補者にオファー・案内を送ることで応募を促す手法です。

従来は求職者側が企業にエントリーする形が一般的でしたが、近年は人手不足などを背景に人材獲得競争が激しくなっており、企業側から候補者にアプローチするスカウトメールのような手法が注目されています。

スカウトメールに類似の採用手法に「ダイレクトリクルーティング」があります。これも企業側から候補者にアプローチをかける採用手法ですが、スカウトメールに限らず、SNSや対面での説明会・イベントなどを通じたアプローチも含みます。スカウトメールを含む広義の概念といえるでしょう。

また、「ダイレクトスカウト」という名称を見聞きすることもありますが、基本的にはスカウトメールと同義です。

サイト会員向けの自動送信

スカウトメールの典型は、転職サイトなどの会員(登録者)向けに自動で送信されるメールです。

登録時に入力した自身の職歴や経験、希望する職種・年収などのデータをもとに、システムを通じて自動で配信されます。

基本的に不特定多数に向けたものであり、幅広い業界や企業から届くので情報収集として幅広く活用できる一方、求人の具体性に乏しい場合や定型文的な文面であることも少なくありません。

企業担当者からのアプローチ

自動配信ではなく、企業の人事担当者が直接アプローチしてくる場合もあります。

データベースに登録されている人材のプロフィールを担当者が個別に確認し、自社にマッチすると考えられる人材に個別にメールを送る手法です。

候補者一人ひとりに合った文面を個別に作成するため、案件の内容もより具体的であり、エントリーしやすい傾向があります。

スカウトメール経由で転職を始めるメリット

スカウトメール経由で転職を始めることには以下のメリットがあります。

選考が一部優遇される可能性がある

企業の人事担当者から個別に届くスカウトメールの場合、書類選考が免除され面接が確約されるなど、選考が一部優遇される可能性があります。

これは企業の担当者があらかじめ候補者のプロフィールを確認し、厳選したうえでスカウトメールを送るのでミスマッチが生じる可能性が少ないためです。

自身の条件に合ったスカウトが来ることもある

先述のように企業側の担当者が候補者のプロフィールを詳細に確認するため、希望する職種や年収などの条件に適したスカウトメールが届くこともあります。

また、スカウトメールが企業側から届くということは、それだけ企業がその人材を必要としていることを意味するため、候補者側からエントリーする場合に比べ、年収など入社時の条件面で優遇される可能性もあります。

スカウトメール経由で転職を始めるデメリット

一方で、スカウトメール経由での転職には以下のようなデメリットもあります。

必ずしも選考が優遇されるとは限らない

スカウトメールはあくまでも転職活動の第一段階に過ぎず、選考が優遇されないケースもよくあります。

選考の難易度自体が下がるわけでもないため、従来通りの対策は必須です。

希望条件から外れたスカウトも届く

システムによる自動送信のメールに顕著ですが、自身の希望する条件から外れた内容のスカウトメールが届くことも珍しくありません。

転職サイトに登録したプロフィールはあくまでも定量的なものであり、それだけで深い部分での希望や興味関心などを深堀りし、条件に合致したオファーを送るのは難しいからです。

あまりに条件から外れたスカウトメールばかり届くと、ストレスに感じることもあります。

メールが増えて情報が埋もれる

スカウトメールが大量に届くとメールを読む時間や手間が増え、重要な情報や希望に合致する条件のメールなどを見落とす可能性もあります。

あまりにスカウトメールが多い場合は、希望しない条件のスカウトメールを送ってくる企業からは受信しない設定にするなどの対策をとることも一つの手です。

他エージェントからのエントリーに支障が出る

メールが増えることと似ていますが、大量のスカウトメールへの対応にリソースを割いてしまい、他のエージェントで優良な条件の求人があったとしても見落としてしまうなど、エントリーに支障が出る可能性があります。

スカウトメールはあくまでも転職活動の手段の一つであり、他のエージェントでのエントリーなどさまざまな手法を効率的に活用しましょう。

質の高い転職活動を実現する方法

では、質の高い転職活動を実現するためにはどうすれば良いのでしょうか。主な方法は「職務経歴書の充実」と「転職エージェントの利用」です。

職務経歴書を充実させる

企業の人事担当者は職務経歴書から候補者の経験・スキル等を把握するため、いかに職務経歴書を充実させるかが重要です。

たとえば、売上アップの実績だけを書いても具体性・再現性に欠けるため、「どのような課題に対しどうアプローチし、その結果どのような実績が生まれたのか」といったポイントを押さえて記載する必要があります。

自己流では企業の人事担当者が本当に知りたい点をアピールできていない可能性もあるため、プロの知見を頼ることも大切です。

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転職エージェントを利用する

転職エージェントを利用することも有力な方法の一つです。そのメリットとしては以下の点が挙げられます。

個々の事情に沿って丁寧に相談できる

転職エージェントでは、求職者一人ひとりに専門のコンサルタントがつき、スキルや経験、希望条件など個々の事情を踏まえた相談を無料でできます。

今後のキャリアや職務経歴書の書き方など、幅広い内容についてアドバイスを受けられることが大きなメリットです。

最適なポジションの提案を受けられる

転職エージェントのコンサルタントは「転職のプロ」であり、求職者希望と企業側の求める要件を踏まえた最適なポジションの提案を受けられます。

中には、一般には公開していない非公開求人を紹介してくれることもあり、自身の希望にマッチするポジションに出会える可能性が高まります。

希望の企業の人事との繋がりを活かせる

転職エージェントはさまざまな企業の人事担当者と日々情報交換をしており、企業側の詳細なニーズを把握しています。

そうした情報をもとにマッチする求人があれば紹介してくれるほか、過去にどのような人材が選考を通過しているかなど外部にはオープンにならない情報を提供してくれることもあります。

こうした人事との繋がりを活かせる点も大きなメリットです。

面接や書類記入のサポートも受けられる

面接のポイントや履歴書・職務経歴書の書き方などのサポートを受けられるため、選考通過率を高めることができます。

面接ではどのようなポイント(経験・スキル・人柄など)を重視しているか、どのような質問をされることが多いかなどデータの蓄積があるため、効果的な対策がとれます。

年収や条件の交渉も代わりに対応

年収や条件は自身ではなかなか交渉しづらいですが、転職エージェントを経由することで代わりに交渉してくれます。

企業との信頼関係が構築されているエージェントや、経験やスキルの面で企業が求める人材であれば交渉がうまく進む可能性は高まります。

内定後に年収アップを求めることは難しいため、あらかじめ希望する年収や条件などをエージェントに伝えておくことが大切です。

まとめ

スカウトメールは企業側から求職者側にアプローチする採用手法であり、選考が優遇されたり好条件のスカウトが届いたりする場合があることがメリットです。

ただし、条件に合わないスカウトメールが大量に届く可能性があったり、一部エントリー時に支障が出る可能性があるなどのデメリットがある点には注意が必要です。

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