サイト全体を検索

  • TOP
  • News & Topics
  • ちょっと待った!!売れっ子デジタルマーケ人材に来る大量スカウトメールの落とし穴!きちんと見極めないと転職に大きな不利になってしまう明らかな理由。

News & Topics

2018.06.19

ちょっと待った!!売れっ子デジタルマーケ人材に来る大量スカウトメールの落とし穴!きちんと見極めないと転職に大きな不利になってしまう明らかな理由。

 

デジタルマーケティング人材の求人倍率は10倍!スカウトメールも月200通以上!もはやスパムメール???

 

超売り手市場と言われるなか、エージェント各社は採用を活発に行っています。人材紹介サービス「DODA」によると、2018年5月の転職求人倍率は2.40倍と発表されています。ことデジタルマーケティング分野に絞ると、優秀な人であれば、転職求人倍率は10倍にものぼります。(ウィンスリー調べ)

 

 

(DODA調べ 2018年5月)

 

 

ウィンスリーはデジタルマーケティング分野専門のヘッドハンティング会社ということもあり、毎週いろんな会社から問い合わせがありますが、転職者と企業との間の需給ギャップが激しく、すべてのサポートが難しくほとんとお断りせざるを得ない状況となってしまっています。。

人材紹介業は、派遣業と共に厚生労働省の認可により事業を行うことが可能ですが、昨年より要件が緩和したことにより、人材紹介会社が増えてきており、それにまつわるHR系メディアや、HRテックなどの人材関連サービスがかなり増えてきています。

また超売り手市場を実感するのがスカウトメールの数。ご利用されている方も多いと思うのでお分かりだと思いますが、転職サイトに登録すると、大量のスカウトメールが届きます。特にこの分野の人材は全く足りていないので、中には1ヶ月に200通以上のスカウトメールが届いていたという事例もあります

 

(某人材スカウトサービスの人材紹介会社向け画面)

 

上記は、人材紹介会社が見ることのできる人材スカウトサービスの画面の一部ですが、この29歳の方には、30日以内に人材紹介会社から219通のスカウトメールが来ています!

ただでさえ忙しいこの業界の方がこのメールを全部読んでいるわけはありませんよね。

 

従来こういったスカウトDBというのは、人材紹介会社向けの利用がほとんどでしたが、企業が直接スカウトできる「ダイレクトリクルーティング」という手法もだいぶ定着してきました。海外ではLinkedin、国内ではビジリーチが先駆けでしょう。

企業にとってはタイムリーに良さそうな人へのアプローチをアクティブにできますし、エージェントへの報酬分コストを押さえることができるメリットがあります。

一方、候補者もエージェントを介さず、直接人事担当者とコミュニケーション取れる安心感があります。

しかし、ダイレクトリクルーティングによって、入社後にミスマッチが起こるなど、ややトラブルが出てきているのも事実です。

超人気企業からの直接スカウト!心躍る前にその案件はリプレイス案件ではないですか???

ダイレクトリクルーティングは、理想とする候補者に直接アプローチできる採用手法として最近注目されていますが、ただ候補者にとってはは聞きにくいことや、十分な情報が無いまま選考に進んでしまうというケースが見受けられます。

例えば、エージェントであれば当たり前に聞く、採用背景。リプレイス(前任者がいなくなりそれの代わりを探している)であればどうして前任者がやめることになったのかの背景はきっちり探りますし、新規案件であればどういった組織にジョインするのかの確認です。

 

人気ポジションにもかかわらず、リプレイス案件で募集中。。これって何か理由がありそうですよね。ヒアリングがないまま選考、入社すると、実は人間関係が超大変な部署だったり、誰もやりたがらない仕事だらけのところだったり、、入ってから「前任者がやめた理由がわかった」なんてことも起こってしまいます。

また、面接プロセスを簡略化し、1回なしは2回の面接で採用を決定する状況も増えてきており、候補者と企業側のミスマッチも起こりやすくなっています。

あとは、給与面の条件交渉をしたり、社内実情を聞くために現役社員社内に会って話を聞くといった要望を依頼しにくいケースも出てきてしまいます。

こういったことは全部エージェントに委ねることができます。きちんとした情報を持ち、今後のキャリアパスまで見据えてくれる信頼ある人材エージェントと転職活動をされることをおすすめします。

 

信頼できる人材エージェントの見極め方!!

人材エージェントである弊社ウィンスリーが言うのもだいぶおかしな話ではありますが、信頼できるエージェントの見極め方をお伝えします。

キャリアは自分の人生が関わる大きなことです。真剣に真剣に向き合ってサポートしてくれるエージェント、ヘッドハンターを探してください。

① 自分のたどってきた業界・職種に詳しいかどうか

業界・職種によって今後の展望やキャリアパスなどは当然全く異なってきます。大手エージェントですと業界ごとにわかれていたりしていますし、弊社のようなブティック型は深く狭くやっているケースもありますので詳しいところに頼むのが良いに決まっています。業界・業種/職種/規模/外内資系、いくつか切り口がありますが、「なんでもおまかせござれ!」のエージェントではなくきっちり特徴のあるエージェントが良いでしょう。最近は人材コンサルタントがその業界の現場出身という方もいますので、より安心感ありますよね。ウィンスリーは全員デジタルマーケティング業界の経験者であえて構成しています。

 

② エントリーする企業とのパイプはどの程度あるのか

ご説明は不要かと思いますが、この太さによって面接の合否が左右されることもあります。

書類がNGでも人物が非常に優れていたり、採用枠がなくても絶対取るべき人物であったりすれば、関係値が近ければクライアントに提案することができます。弊社でも何度もこういったことがあり、入社後ご活躍されているケースが多いのです。

パイプの太さは普通に質問をいくつかすればわかると思いますので、どんどん聞いてみてください。但し、そのエージェント経由でエントリーした後、「やっぱり他のエージェント経由にします」と言っても手遅れのことも多いです。オーナー権というのがあり、最初に候補者をエントリーしたエージェントがクライアントに対して優先権があり、そこを通じて面接プロセスを進めなくてはいけません。

ですので、ダイレクトリクルーティングもそうですが、安易にすぐにエントリーは絶対にやめましょう。どこ経由でエントリーするのか?大きく合否が左右するポイントです。

 

③ 5年後、10年後のキャリアのアドバイスをしてくれるか

目先の転職が目的でどんどん転職する方がいます。ジョブホッパーとも呼ばれることもありポジティブな表現ではありませんよね。これは、5年後、10年後など、仕事やプライベート・生活など何となくの目標や方向性が無いためにしばしば起こってしまうことです。

とは言え、そんなのわからないよ!って人が大半でしょう。ここは人材コンサルタントの出番です。一緒にそのキャリアプラン、ライフプランの相談に乗ってもらいましょう。

そこをはぐらかして目先の案件ばかり紹介するエージェントはおすすめはできないかもですね。

 

④ エントリー企業への実績はどの程度あるのか?

実績がどのくらいあるのか聞いてみましょう。実績が数多くあるのには越したことがありません。どんな方がパスしているのか、どんなことが面接で聞かれるのか、そういった情報も実績あるエージェントは持ち合わせています。

さらに、そのエージェント経由で既に入社している社員とのカジュアルな面談なんてのも組んでくれるエージェントもあります。

 

⑤ これが一番大切!熱意があるか。

真剣にどれだけ向き合ってくれるコンサルタントかどうかです。ビジネス抜きなの!?と思ってしまうくらい懇切丁寧にアドバイスしてくれるコンサルタントも結構います。きっちり向き合って、最後までやり遂げてくれる人。そういう方に巡り会えたら本当にラッキーです。

そのためには、転職した知人にどのエージェント・担当が良かったか聞いてみましょう。

とは言え、コンサルタントだけが熱を持っても仕方ありません。まずは自分自身が自分のキャリアに本気になること、これが大切です。頑張っていきましょう。

 

 

まとめ

行きたい企業やポジションが明確であれば、求人をたくさんもつような総合的な人材エージェントがいいでしょう。

しかし、キャリアの方向性がまだしっかり決まっていない場合は、ブティック型のところのエージェントがおすすめです。

業界に特化したエージェントは、長年その業界に精通したプロのため、転職活動はもちろん、その後のキャリアについてもアドバイスでき、企業とのパイプも太いため非常にメリットがあります。

安易なエントリーは、お話したとおり候補者のオーナーシップという約束事があり、調整が大変になってしまいます。きちんと上記のメリットを持つエージェントを見極めてそこから案件のエントリーをしていきましょう。