2024.10.17
36歳、総合コンサルでマネージャーをしています。ITコンサル寄りの部署に所属していて、ERPなどシステム導入の仕事がメインになっており、今後の方向性に悩んでいます。
36歳、総合コンサルティングファームでコンサルとして働きつつ、マネジメントを兼務しています。
元々DX案件に上流から携われるということで転職をしてきましたが、最近はITコンサルタントとしての仕事がメインになってしまっており、主にERPパッケージのシステム導入がメインになっています。
やれるのですが、あまりワクワクはしません。
前職は支援会社でデータドリブンマーケティングを専門としていて、データに基づいた施策を実施することで、ユーザー反応が直接感じられることにやりがいを感じていました。
ITコンサルよりもマーケティングの方が向いているのかなと感じながらも、ITコンサルとしてキャリアを積んだ方が年収レベルも高くなるのでは?と思っています。
実際どうなのでしょうか?アドバイスお願いします。
ご相談ありがとうございます。
同じようなお悩みの方からご相談を受けることが増えています。
確かに短期的にみた場合、ITコンサルとしてシステム導入していた方が年収レベルは少し高くなる可能性が高いと思います。
ただ、今後35年ほど働くと考えると、楽しくもないことをやり続けるのは難しいと思います。
やはり、やっていてもエネルギーレベルが落ちないことを見つけることが大切です。
せっかく相談者さまはデータドリブンマーケティングが面白いと気づいておられるので、そちらを探って行った方が良さそうです。
もう少し細かいメッシュでみていくイメージです。データドリブンマーケティングをやっている時の何が楽しかったのか? どこに反応しているのか?を見つけるイメージです。
また、ついつい色々考えてしまうこと、しなくてもいいのについつい工夫したくなること、などをみていくと、だんだん自分が何を得意としていて、何から情熱を得ているのか?が見えてきます。
また同時に苦手なものも見えるようになると思います。
得意で情熱が得られて苦手の要素が薄い環境に身を置くと、やはりアウトプットのクオリティは上がってくるので、結果的に年収だけでみても優位になると思います。
もちろん、充実感にもつながると思います。
この辺のメッシュを少し細かくみていくのは誰かに話ながらみていくと分かりやすいです。すなわち、人に話すことがとても大切です。聴いてもらうこと、質問をしてもらうことで、より明確になっていきやすいのです。
ぜひ、キャリアコンサルタントにご相談いただければと思います。