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デジタル転職Q&A

2022.10.03

大手総合代理店ADKの現況はどうなっているのでしょうか?

中堅のネット専業代理店にて営業に10年従事しています。
デジタルのみならず幅広いマーケティングスキルを身につけたいために、大手総合代理店への転職を検討しています。

電通、博報堂ももちろん気にはなるのですが、ADKは現在の立ち位置としてはどうなのでしょうか?
外資系WPPグループの資本が外れてしまい、採用HPを見ると「第二創業期」というキーワードも出てきています。あまりADKの情報が出てこないため教えてください。

ご存知の通り総合広告代理店ランクで言えば3位となるADKホールディングスですが、これは売上という全体観での順位でありますので、
細かく見ていけば電通や博報堂と同等のレベル感となっている部分もあると思いますし、逆にキャラクターやエンタメ系ビジネスなどを始めとしてADKグループならではの特長も多々あります。

合わせて、とても数多くの会社がひしめく広告代理店業界という観点から見れば間違いなくトップグループに位置する総合広告代理店と言えます。

ADKホールディングスを純粋持株会社とするホールディングス体制への移行という大きな組織変革を経て、現在は「第二創業期」と位置づけて次世代のエージェンシーとしてのファンクションを拡充しつつパワーアップしながら生まれ変わっているフェーズです。

デジタル全般やマスメディアやストラテジーやクリエイティブなどなど大手総合代理店としての機能が全て揃っていますし、トップグループならではの規模感・質感のクライアントや案件もありますので、中堅のネット専業代理店でのご実績を起点として市場性の高い経験やスキルをさらに広く深く積み上げていく環境として良いのではないかと感じますがいかがでしょうか。

自分は広告業界に長いこと身を置いていましたし人的なネットワークなどを通じて今の情報も得ていますが、
そんな経験と情報を背景とした会話やディスカッションをさせていただく事もできますので、さらに検討を深めたいという場合は遠慮なくご連絡ください。

回答者
瀧島一郎(キャリアコンサルタント(国家資格))